ウェディングドレスを手作りしてみたい!費用はどのくらいかかる?

手作りのウェディングドレスで費用をおさえたいと思っても、自分で作れるのか心配ですよね。
今回は、ウェディングドレスを手作りする方法とかかる費用について解説します。
裁縫には自信がない人でも手作りできる方法も紹介しますので、手作りのドレスで結婚式の費用をおさえたい人は是非参考にしてください。
ウェディングドレスを手作り!4つのメリットとは?
子供の頃から憧れていたウェディングドレスを、自分の手で作れたらすてきですよね。
手作りのウェディングドレスは、結婚式への期待感も倍増するほかに、メリットもたくさんあります。
どんなメリットがあるのか見てみましょう。
1. 世界でたったひとつ、自分だけのドレス
手作りのウェディングドレスは、世界でたったひとつのオンリーワンであることは間違いありません。
手作りのドレスは他の方が袖を通したことのない、自分のためだけのものです。
世界でたったひとつの自分だけのドレスを身に着けられるなら、最高にハッピーな結婚式を迎えられそうですね。
2. ジャストサイズのドレスが着られる
レンタルや購入で気に入ったデザインのドレスを見つけても、サイズが合わなければ残念なことに。
理想のドレスにめぐり会っても、予算オーバーで断念しなくてはいけなくなることもあるかもしれません。
しかし、手作りのウェディングドレスなら自分の理想のデザインを取り入れ、さらにジャストサイズのドレスを着ることができるメリットがあります。
3. ドレスの費用をおさえられる
ウェディングドレスは、購入やレンタルで平均25万~30万円ほどかかってしまいます。
人気ブランドのドレスならもっと費用がかかってしまうこともあるでしょう。
しかし、手作りのドレスなら予算に合わせて作れます。
これから始まる新生活にそなえたい人には、手作りドレスは特におすすめです。
4. 自分にもゲストにも想い出に残る結婚式になる
心を込めて手作りしたウェディングドレスには、ストーリーが生まれます。
ひと針ひと針に想いをこめて、晴れの日のために作られたドレスをゲストの前で披露すれば、話題性もたっぷりですよね。
時間や手間をかけた分、きっと感慨もひとしおでしょう。
自分にとってもゲストにとっても、とびきりの想い出が残る結婚式になりそうです。
ウェディングドレスを作る方法とは
手作りのウェディングドレスは話題性もあり、注目を集めること間違いなしです。
お友達にもちょっとだけ自慢できちゃうかもしれません。
しかし、洋裁の経験もないし、不器用だから心配……そんな人も多いのではないでしょうか。
初心者でも、ドレスを手作りできる方法はいくつかあります。
一体どんな方法なのかを見てみましょう。
手作り本を見ながら作る
ウェディングドレスの作り方が載った本を購入して作る方法はいかがでしょうか。
本によってはドレスの型紙がついているものもあるので、気軽に手作りドレスが作れます。
その中から自分のイメージに近いものを探してみましょう。
イラストや写真が多く使われているものを選ぶと、作業の工程が分かりやすいので初心者にもおすすめです。
便利な手作りキット
ウェディングドレスを手作りするための、キットを購入する方法もあります。
材料が全てそろっているので、手軽に手作りドレスに取りかかれるでしょう。
デザインや生地を選べるので、イメージに近いドレスをつくることができます。
付属のテキストやDVDで、手順通りに縫っていきましょう。
業者によってはサポートがついているところもあるので、困った時でも安心です。
教室に通って教えてもらう
自分ひとりで作るのが不安な人は、手作り教室に通う方法もあります。
分からないところを直接講師に教えてもらえるので、複雑なデザインに挑戦もできそうですね。
教室の回数はデザインや洋裁スキルによりますが、8回程度のレッスンで手作りできるようです。
教室であればミシンや裁縫道具が揃っていなくても大丈夫なので、準備も簡単にすみます。
費用や期間はどのくらい?
ウェディングドレスの手作りは、どのくらいの費用でできるのでしょうか。
ウェディングドレスを手作りする費用は、どんな作り方を選ぶのかにもよりますが、平均的な金額をご説明します。
また結婚式までに間に合わせるために、どのくらいの期間が必要なのかも、あわせてご説明しましょう。
ドレスの手作り費用とレンタルや購入との比較
手作りドレスの費用は、生地のグレードや長さ、装飾品のボリュームなどによって変わってきます。
シンプルなドレスならほとんど生地代だけで済むので、2万円程度で作れます。
グレードの高い生地を選ぶと生地だけで5万円以上になることもあり、またレースやビーズの装飾に凝ると、6万円以上かかってしまうでしょう。
キットを購入する場合、安いところで2万円台から、高いところだと30万円ほどかかることもあるようです。
価格が高いところは質問ができたり、教室に参加できたりのようにサポートが手厚いなどのメリットがあります。
ドレスをレンタルした場合の相場は20万円~30万円くらいです。
ドレスを購入した場合の相場は20万円程度ですが、メーカーやデザインに大きく左右されるため、その幅は大きいようです。
結婚式に間に合うための期間
人によって必要な期間は変わってきますが、多くの人は2ヵ月~6ヵ月の間で仕上げているようです。
ただし、結婚式の4ヵ月前頃には準備が本格的になり、時間が取れないということも考えられます。
結婚式の日取りが決まったら逆算して、早めに取りかかりたいですね。
一番大事なことは、結婚式まで体型を維持することです。
せっかく採寸しても、体型が変わってしまえばお直しが必要になります。
なるべく体型をキープするように心がけましょう。
ウェディングドレスの手作りに必要なもの
ウェディングドレスを手作りするために必要なもの、あると便利なものは何でしょうか。
ドレス作りに必要なアイテムをまとめましたので見てみましょう。
ミシン
ミシンはなくてもドレス作りは可能ですが、やっぱりあると便利なアイテムです。
手縫いよりも圧倒的に早く、きれいな縫い目が作れます。
お友達や親に借りて作ったという人も多いですが、中には格安のコンパクトミシンで作ったという人も。
1万円を切るようなミシンも多く販売されていますので、購入してしまうのもよいかも知れません。
アイロン
生地のシワを取ったり、縫い代を割ったりするためにアイロンは必要です。
縫い代を割ることで仕上がりがきれいになりますので、なるべく準備したいものです。
あわせてアイロン台もあると便利です。
裁縫道具
針や糸などの裁縫道具も必要になりますが、消耗品以外は学生時代に使っていた裁縫セットでも十分です。
裁縫に使う小物は比較的安く手に入るものが多いので、なるべくそろえてドレス作りの効率アップをはかりましょう。
必要なもの
- ミシン糸、しつけ糸
- 縫い針、まち針(100本以上あると便利)
- 裁ちばさみ、糸切りばさみ
- チャコペンまたはチャコペンシル
あると便利なもの
- リッパー
- 指ぬき
- 腕につけられるピンクッション(針山)
あると便利!トルソー
トルソーとは、人間の胴体部分の人形です。
マネキンとは違い、頭や手足はありません。
これがあるとドレスを立体的に見ることができるので、スカート丈やシルエットを確認する時にとても便利です。
また完成したドレスを保管する際には、型崩れやシワを防いでくれます。
こだわりたい!ウェディングドレスのデザイン
ウェディングドレスのデザインによって、印象は大きく変わりますよね。
自分に似合うのはどんなデザインか、迷う人も多いはず。
身長や体型、顔の輪郭などによって、その人に似合うドレスは変わってきます。
人によっては、スタイルを強調したいところや隠したいところもあるでしょう。
こだわりのデザインを選ぶ時に、注目すべきポイントをご説明します。
シルエット
シルエットを選ぶときに注目するポイントは、どんなイメージで見せたいかというところです。
体型でカバーしたいところがあるか、強調したいところがあるのかも、大事なポイントでしょう。
Aラインは背が高く見えるので、小柄な人におすすめです。
プリンセスラインは、華やかでかわいらしいイメージで、ヒップラインが気になる人におすすめ。
マーメイドラインは背の高いスリムな人に映えるデザインで、エレガントで大人っぽいイメージです。
この他にもさまざまなシルエットがあるので、ご自分のイメージに合ったシルエットを探してみてください。
ネックライン
ウェディングドレスのネックラインは、顔周りの印象を左右する大事なポイントです。
輪郭や体型によって、似合うネックラインは違ってきます。
すっきりと美しく見えるネックラインを選びたいですね。
ハートカットは、胸元をハート型に見立てたネックラインです。
女性らしい柔らかな丸みを帯びたラインで、かわいらしい印象を演出します。
ラウンドネックは、丸い形のネックラインで鎖骨を隠す効果も。
丸いラインがやわらかい印象を与えて、カジュアルなイメージになります。
スリーブ
スリーブとは袖のことで、スタイルによってかなり印象が変わってきます。
ロングスリーブは、手首までの長い袖があるデザインで、イギリスのキャサリン妃が身に着けたことで注目されています。
ベルスリーブは袖口にかけてゆったりと生地が広がって、ベル(鐘)のように見える袖のことです。
パフスリーブは袖口のギャザーで丸くふくらませたデザインで、パフ部分を大きくすることで二の腕を隠してくれる効果もありますよ。
スカートライン
ウェディングドレスの印象を、一番際立たせるのはスカートラインでしょう。
同じラインのドレスでも、スカートのチョイスでかなり印象が変わるからです。
ミニドレスは膝上の丈がキュートなイメージを与え、海外では人気のデザイン。
ロングドレスよりもカジュアルで動きやすく、レストランウエディングでよく見られます。
タッキングスカートとは、生地にタックを寄せたデザインです。
ドレスを立体的に見せられ、ふわっとしたエアリー感でボリュームを出せます。
まとめ:手作りウェディングドレスで上手に費用をおさえよう
今回は手作りのウェディングドレスについて、費用や作り方のご紹介をしました。
ポイントは以下のとおりです。
- 手作りのウェディングドレスは世界でたったひとつのオリジナルというメリットがある
- 作り方や生地の選び方次第で費用をおさえることが可能
- 本やキットなど便利な手作りグッズがあるので、裁縫初心者でも安心
- デザインの組み合わせで、さまざまなイメージのドレスが作れる
手作りはどうしても敷居が高いと感じる時や、結婚式に間に合いそうにない場合は、ウェディングドレスのレンタルをご検討ください。
自分に似合うウェディングドレスを選びたいときは、ザ・ドレスショップへの来店予約をおすすめします。