ウェディングドレスにグローブは必要?種類や選び方をご紹介

結婚式でウェディングドレスにグローブを付けるべきか悩む新婦もいるかもしれませんね。
今回は、ウェディンググローブの必要性についてご紹介します。
ウェディンググローブの種類も解説するため、自分に似合うアイテムを探している方は参考にしてください。
ウェディングドレスにグローブは必要?
ウェディンググローブは、結婚式で絶対に付けなければいけないアイテムではありません。
ドレスのデザインや挙式の雰囲気によって、ウェディンググローブを付けるか決められます。
例えば、装飾が多いウェディングドレスや作り込んだ会場では逆にグローブの存在が邪魔になることもあるので、全体との調和を考えて選びましょう。
ちなみに、ウェディンググローブを結婚式で付けるようになったのは、肌の露出を避けるためです。
特に、神聖で厳格な結婚式では、過度な肌の露出を避けるのがマナーといわれています。
ただし、グローブを付けないからといってマナー違反にはなるわけではないので安心しましょう。
ウェディンググローブは4種類
ウェディンググローブといってもさまざまな種類があるので、どのように選べばいいか悩む新婦も多いかもしれませんね。
ウェディンググローブのデザインで印象も変わるので、それぞれの特徴を理解することが大切です。
ウェディンググローブの主な種類には、次のようなものがあります。
- ショートタイプ
- ミディアムタイプ
- ロングタイプ
- フィンガーレスタイプ
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1.ショートタイプ
18cm前後で、手首の長さまであるのがショートタイプのウェディンググローブです。
ショートタイプのグローブは、7分丈や長袖のウェディングドレスとの相性抜群で、全体的にまとまりのある着こなしが完成します。
手首にリボンやフリルが施された可愛らしいウェディンググローブがあるのも魅力です。
ただし、ショートタイプのグローブはカジュアルな雰囲気があるので厳格な結婚式には適しません。
2.ミディアムタイプ
40cm前後で、ひじ下までの長さがあるのがミディアムのウェディンググローブです。
基本的には、あらゆるウェディングドレスと相性が良いので安心して付けられます。
また、ミディアムタイプのウェディンググローブは、ひじ下までの長さなので腕を曲げてもシワになりません。
グローブで肘上をすべて隠せるため、二の腕をきれいに見せてくれる効果を期待できます。
ただし、ロングスリーブのウェディングドレスには付けられないので注意してくださいね。
3.ロングタイプ
50cm前後で、ひじ上までの長さがあるのがロングタイプのウェディンググローブです。
スリーブレスやビスチェタイプなど露出が多いウェディングドレスに適しています。
ショートタイプやミドルタイプに比べると、ロングタイプはフォーマルな印象に仕上げられるので、厳格な結婚式に付けても安心です。
長さのあるロングタイプは、縦長効果で腕を細く見せてくれる効果も期待できます。
ただし、ロングタイプのウェディンググローブは、腕が曲げにくくなることも多いです。
ロングタイプを選ぶときは、収縮性のあるストレッチが利いた素材を選ぶのがいいでしょう。
4.フィンガーレスタイプ
指先まで覆われていないフィンガーレスタイプのウェディンググローブもあります。
フィンガーレスタイプのグローブは、腕または肘までの長さがあるのが特徴です。
フィンガーレスタイプの人気が高い理由は、指輪交換時に手袋を外さなくても良いことが挙げられます。
結婚式の進行が遅れないように、利便性も踏まえてフィンガーレスタイプを選ぶ新婦もいるようです。
また、フィンガーレスのウェディンググローブを選べば、華やかなネイルを施せるといったメリットもあります。
ウェディンググローブの主な素材
ウェディンググローブに使用される素材には、さまざまな種類があります。
ウェディンググローブの素材で与える印象も変わるので、慎重に選びたいところですよね。
ウェディンググローブの主な素材には、次のようなものがあります。
- サテン
- オーガンジー
- レース
試着するとき、どのような素材が使われているか分からないこともあるかもしれません。
分からないときはそのままにせず、ドレスショップのスタッフに確認してくださいね。
サテン
ウェディンググローブの定番素材が、サテンです。
シルクのような光沢感のある素材で、エレガントな印象に仕上げたいときに適しています。
サテンは定番の素材でもあるので、正統派な花嫁姿を演出したい新婦に最適です。
ロングタイプのウェディンググローブを付けたいなら、ストレッチサテンを選びましょう。
ストレッチサテンは伸縮性がある素材なので、挙式中に腕が曲げづらくなることもありません。
ただし、サテンは通気性に優れていないので、蒸し暑くなる真夏は避けたほうがいいでしょう。
オーガンジー
軽やかで透け感のある素材です。
オーガンジーは、ウェディングドレスのスカートやスリーブ、胸元にもよく使われています。
柔らかく光を通してくれるので、清楚で可愛らしい印象に仕上げられるのもオーガンジーの魅力です。
適度に透明感があるので、手元が重たい印象にならないのも注目したいポイントですね。
ウェディングドレスにオーガンジーが使われているなら、ウェディンググローブもオーガンジーのアイテムを選ぶのもおすすめです。
同素材で全体的に統一感が生まれるので、まとまりのある印象に仕上げられます。
ただし、透け感があるオーガンジーは、寒い季節だと寒々しく感じてしまうことも。
季節にも配慮して素材を選んでくださいね。
レース
透かし模様で編み込んだレースもウェディンググローブとして人気がある素材です。
繊細なものから重厚感があるものまで、さまざまなウェディンググローブがあります。
レース素材のウェディンググローブは、繊細でありながらゴージャスな印象に仕上がるのも魅力です。
たっぷり装飾が施されたデザイン性の高いウェディングドレスでも見劣りすることはありません。
刺繍の種類や大きさによって印象が変わるので、さまざまなタイプのウェディングドレスと合います。
ウェディングドレスにレースが使用されているならグローブもレース素材を選んで、着こなしに統一感を持たせるのもいいですね。
ウェディンググローブの費用
ウェディンググローブは、購入とレンタルでかかる費用が異なります。
例えば、グローブをレンタルする場合、シンプルなデザインであれば5,000円程度が相場です。
ただし、デザイン性があるものや長さがあるグローブの場合は、金額が高くなることもあります。
また、ドレスショップによってはウェディングドレスのオプションとして無料になることも多いです。
例えば、ザ・ドレスショップでは、オプションとしてウェディンググローブを提供しています。
オプション費用は3,850円で、平均相場より安くレンタルできるのも魅力です。
グローブは10種類用意されているので、ウェディングドレスに合わせながら選べます。
一方、ウェディンググローブを購入する場合、1,000円程度で手に入れられることも多いです。
ただ、デザインにこだわると、レンタル以上に費用がかかることがあるので注意してくださいね。
会場別!ウェディンググローブの選び方
実は式場の種類によっては、着用できるウェディンググローブに制限がある場合があります。
ウェディンググローブをどのように選べばいいか悩む新婦もいるかもしれませんね。
ここでは、教会式・結婚式場やホテル・レストラン・リゾートウェディングなどの会場別に、ウェディンググローブの選び方をご紹介します。
ここでご紹介するポイントを踏まえて、結婚式に適したウェディンググローブを選びましょう。
教会式の場合
厳格な教会式の場合は、基本的にロングスリーブで肌の露出を抑えなければいけません。
規律の厳しい教会なら、先方からロング丈のウェディンググローブを指定されることも多いです。
また、ウェディンググローブの素材も透け感のあるレースやオーガンジーを禁止することもあります。
教会式でウェディンググローブを付けるなら、高級感があり透けない素材のサテンがおすすめです。
ウェディングドレスの袖の長さが長いときは、ミドルタイプやショートタイプでも問題ないでしょう。
結婚式場やホテルの場合
結婚式場やホテルでは、厳格な決まりがあるわけではないので会場の雰囲気に合わせて選べます。
例えば、作り込んでいるゴージャスな会場であれば、レース素材のグローブがぴったりです。
カジュアルな雰囲気の会場なら、軽い素材のオーガンジーのグローブを選ぶのもいいですね。
ただし、参列者に上司や目上の方が多いなら、きちんと感のあるロングタイプやミディアムタイプのウェディンググローブがいいかもしれません。
参列者や会場の雰囲気、ウェディングドレスのデザインを踏まえて選びましょう。
レストランの場合
レストランで結婚式を挙げる場合、決まりはないので新婦が好きなグローブを選んで問題ありません。
カジュアルな雰囲気の結婚式なら、リボンやフリルが施されたデザイン性の高いウェディンググローブを選ぶのもおすすめです。
また、可愛らしいショートタイプやネイルを見せられるフィンガーレスタイプを合わせて、着こなしに遊び心をプラスするのもいいかもしれません。
逆に、レストランで結婚式をする場合は、きちんと感のあるロングタイプのウェディンググローブは会場で浮くこともあるので注意しましょう。
リゾートウェディングの場合
開放感のあるリゾートウェディングは、ホテルやレストランよりカジュアル感のある結婚式です。
ウェディンググローブは正統派のロングタイプより、カジュアルなショートタイプやミディアムタイプが会場に合うかもしれません。
また、素材は高級感のあるサテンよりも軽やかで透け感のあるオーガンジーと相性抜群です。
リゾートウェディングでグローブを付けたいときは軽やかな印象に仕上げることを意識しましょう。
まとめ:ウェディンググローブで着こなしを楽しもう!
この記事では、結婚式でウェディングドレスグローブは必要なのかについてご紹介してきました。
ポイントは、以下のとおりです。
- 結婚式において必ずしもウェディングドレスグローブを付ける必要はない
- 厳格な教会式の場合は、肌の露出を抑えられるウェディングドレスグローブを選ぶ
- 結婚式場やホテル、レストラン、リゾートウェディングは好きなウェディングドレスグローブを選べる
ザ・ドレスショップでは、ウェディングドレスのレンタルサービスを提供しています。
王道の形から個性的なものまであらゆる袖デザインのドレスを用意しているため、新婦が理想とするカラードレスを見つけられるはずです。
また、ザ・ドレスショップではオプションとしてウェディンググローブもあります。
来店予約も受け付けているため、ウェディングドレスに合うウェディンググローブを探している方は実際に来店して相談してみてはいかがでしょうか。