結婚式でウェディングドレスを着たいと思っているものの、レンタルと購入のどっちを選べば良いのか迷う人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、ウェディングドレスをレンタル・購入する場合のメリットやデメリットを解説します。
ドレスの選び方も紹介しているため、困ったときの参考にしてください。
ウェディングドレスはレンタルで手配するのが主流です。
なぜレンタルが人気を集めるかというと、主に以下の2つのメリットがあるからです。
結婚式はドレス以外にもさまざまな面でお金がかかるため、費用を節約できるレンタルはメリットの高い方法だといえます。
ドレスに大きなこだわりがないのであれば、レンタルを選んでおくことをおすすめします。
高品質なドレスも、レンタルならリーズナブルな価格で借りられます。
有名ブランドのドレスは購入すると予算オーバーになりがちですが、レンタルなら予算内に収まる可能性があります。
会場ごとの割引サービスや結婚式のパックプランなど、お得にレンタルできるサービスが多いのも魅力です。
ウェディングドレスを購入すると、長期間保管するスペースが必要になります。
レンタルなら、結婚式が終了した後に返却するだけなので、余計な手間がかかりません。
クリーニングする必要もないため、維持費もカットできます。
事前に試着して予約すれば、あとは当日までドレスを待つだけなので、結婚式の準備で忙しいカップルも安心です。
ドレスの使用前から使用後まで、面倒な手間がかからないのは大きな魅力です。
ウェディングドレスのレンタルにはメリットがある一方で、以下2つのデメリットも存在します。
レンタルは利便性の高い方法ですが、自分のこだわりを出しにくい面があります。
メリットだけでなくデメリットも考慮したうえで、本当にレンタルすべきかどうか判断しましょう。
人気のドレスはすぐに予約が埋まってしまうため、早めに予約しないと選べない可能性もあります。
特に有名ブランドや新作ドレスは人気が高く、縁起が良い日は予約の競争率もさらに高まります。
そのため、結婚式が迫っているときは、選択肢の幅が狭まってしまいがちです。
レンタルは既製品から選ぶ必要があるため、デザインやサイズなどで妥協を強いられることもあります。
ドレスに強いこだわりがある人なら、購入したほうが良いかもしれません。
万が一ドレスを汚してしまうと、別途クリーニング代を請求されることがあります。
せっかく安くレンタルしたのに、クリーニング代がかかってしまうと、価格面でのメリットが少なくなってしまいます。
クリーニング代はドレスの価格やレンタルしたお店によって異なるため、事前確認が必要です。
ドレスを汚さないために、屋外などでの撮影も制限しなければなりません。
クリーニング代以外にも、小物などの追加料金が発生することがあるので注意が必要です。
ウェディングドレスを購入することには、レンタルにはない以下2つのメリットがあります。
こだわりのドレスを手配したい人なら、購入したほうがメリットは高いといえます。
ドレスの選び方次第では、費用を安く抑えることも可能です。
ここでは、それぞれのメリットを確認しておきましょう。
購入する場合は、自分のお気に入りのドレスをフルオーダーできます。
デザインや素材、サイズなどをすべて自分好みに作れるため、理想的なドレスを手配できます。
まだ誰も着たことのない新品のドレスを身につけられるのは、気持ちの良いことです。
自分だけの一着として愛着も湧くでしょう。
憧れのブランドドレスは中古で安く購入する方法もあります。
運よく好みの中古ドレスが見つかれば、思った以上に安く購入できることもあるでしょう。
レンタルドレスは汚れないように気をつかう必要がありますが、購入したドレスなら多少汚れても気にする必要はありません。
浜辺や森などの屋外でも、汚れを気にせず写真を撮ることができます。
レンタルの場合、クリーニング料金だけでなく、ドレスの持ち出し料金などの追加料金も発生します。
そのような追加料金を気にせずにドレスを好きな場所で着用できるのも、大きなメリットだと言えるでしょう。
ウェディングドレスの購入には、主に以下2つのデメリットがあります。
予想以上にお金がかかったり手間がかかったりするため、本当に購入すべきかどうか慎重に判断しなければなりません。
購入した後のことも考えて後悔のない判断をする必要があります。
それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
有名ブランドやオーダーメイドのウェディングドレスを購入する場合の費用は、レンタルよりも高額です。
レンタルする場合は、ドレスと一緒にベールや靴などを手配できますが、購入する場合は小物なども別途購入しなければなりません。
特にオーダーメイドの場合は、打ち合わせや製作にも時間がかかるため、早い段階から準備を始める必要があります。
お金と時間がかかる方法なので、予算やスケジュールに余裕がない人にはハードルが高いと言えるでしょう。
ウェディングドレスを購入する場合、結婚式が終わった後の保管場所を確保しなければなりません。
湿度の管理ができる保管場所を選ばないと、保管している間にカビが生えてしまうこともあります。
きれいな状態で保管するには定期的なクリーニングも必要になるので、維持費も発生します。
せっかくドレスを購入しても、保管が大変で売りに出してしまうケースは多いです。
ウェディングドレスをレンタルするときの価格と購入するときの価格はどちらが高いのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
事前に相場を知っておくと、予算も立てやすくなり、結婚式の準備をスムーズに進めていくことができます。
ここではレンタルと購入の価格相場を比較するので、迷ったときの参考にしてみてください。
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023」によると、ウェディングドレスをレンタルするときの費用相場は30〜35万円未満です。
インポートドレスだと40〜50万が一般的な相場になります。
レンタルにはさまざまな種類のドレスがあるため、高いドレスだと50万円以上かかることもあります。
ウェディングドレスを購入する場合、最高級のものだと100万円を超えることもあります。
価格帯はかなり広いため、相場を出すのは困難です。
フルオーダーする場合は数十万~100万円ほどかかる場合もありますが、中古ドレスなら10万円以内で購入できるものもあります。
あらかじめ決められた素材やデザインから選ぶセミオーダーなら、レンタルと同じくらいの価格で手配することも可能です。
ウェディングドレスの購入は高いというイメージがありますが、実際にはレンタルする場合と大きな価格差はありません。
購入する場合でも、セミオーダードレスなら30万円くらいで手配できます。
レンタルの場合、クリーニング代などの追加費用がかかることもあるため、それらの費用を含めたトータルコストで比較する必要があります。
購入する場合も、結婚式で使用した後に維持費がかかるため、どちらがお得になるのかよく考えて選びましょう。
レンタルと購入のどちらを選べば良いか迷ったときは、トータルコストを比較してみましょう。
ドレス自体の価格はレンタルのほうが安いですが、使用方法によっては購入したほうが安く済む場合もあります。
ここでは、レンタルに向いている人、購入に向いている人のそれぞれの特徴を解説していくので、ドレス選びに困ったときの参考にしてみてください。
>>ウェディングドレスの選び方をご紹介!選ぶ際に気をつけたいこと
予算が限られている方には、レンタルがおすすめです。
結婚式場との提携ショップでレンタルすると割引料金が適用されて、通常よりもお得な価格でレンタルできるケースもあります。
結婚式が終われば、そのまま返却するだけで良いため、面倒な手間もかかりません。
安い費用と少ない手間でドレスを着たい方には、レンタルをおすすめします。
ウェディングドレスを何回も着る予定があるなら、購入したほうが費用を安く抑えられます。
例えば海外で挙式を行い、日本で披露宴をする場合、レンタルする場合は料金を2回支払わなければなりません。
購入なら1回の支払いで済むため、トータルコストが安くなります。
シンプルなドレスであれば、結婚式以外のパーティーなどでも再利用できます。
ドレスを複数回着る予定のある方には購入がおすすめです。
今回はウェディングドレスの購入とレンタル、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介しました。
購入とレンタルには、それぞれ異なるメリット・デメリットが存在するため、一概にどちらが良いと断言することはできません。
予算や使用回数などを考えて、最も適した方法を選びましょう。
ウェディングドレス選びで困ったときは、ザ・ドレスショップへの来店予約をおすすめします。