マタニティウェディングドレスの選び方とは?選ぶ際に注意したいこと

結婚式で着用するマタニティウェディングドレスを選ぶとき、どのように決めればいいか迷う新婦もいるかもしれませんね。
今回は、マタニティウェディングドレスを選ぶポイントや注意点をご紹介します。
マタニティ用ブライダルインナーの選び方もご紹介するので、結婚式の準備を進める方はぜひ参考にしてください。
妊娠期間別!マタニティウェディングドレスの選び方

妊娠期間中は、体形が変わるもの。
そのため衣装の選び方を間違えると、挙式当日にウェディングドレスが着用できないといった問題が起こることがあります。
結婚式でお気に入りの衣装を着られなくなると、特別な日が台無しになってしまいますよね。
マタニティウェディングドレスを選ぶときに押さえておきたいポイントを、妊娠期間別に確認していきましょう。
1~3ヶ月頃
妊娠初期である1~3ヶ月頃は、マタニティウェディングドレスではなく、一般的なウェディングドレスを選んで問題ないでしょう。
妊婦の体形に大きな変化はほぼ見られないからです。
体形に変化がないとはいえ、お腹周りの締め付けが気になる新婦もいるかもしれません。
なかには、つわりがひどい方もいるでしょう。
このような場合は、お腹周りの締め付けがきつくないプリンセスラインやAラインのウェディングドレスがおすすめです。
4~5ヶ月頃
4~5ヶ月頃は、徐々にお腹の張りや膨らみを感じるようになる時期です。
一般的なウェディングドレスではお腹周りが苦しくなるので、締め付けが少ないマタニティウェディングドレスを選ぶのが良いかもしれません。
またマタニティウェディングドレスは、通常時よりワンサイズ上のものを選ぶのがおすすめです。
妊娠初期と同じく、マタニティウェディングドレスはお腹の締め付けが少ないプリンセスラインやAラインなどがいいでしょう。
6~7ヶ月頃
6~7ヶ月頃のマタニティウェディングドレスは、お腹の締め付けが少ないものを選ぶのがおすすめです。
お腹が大きくなるだけでなく、体も徐々に丸みを帯び始めます。
お腹を隠したい場合は、ウエスト周りに余裕のあるプリンセスラインやAラインが良いかもしれません。
この時期はお腹がどんどん大きくなるので、いつもよりワンサイズ上や調節できるものを選びましょう。
~8ヶ月頃
妊娠後期である8ヶ月頃になると、お腹がさらに大きくなり体に感じる重みも増えます。
疲れやすかったり動きづらくなったりと不快な症状が続くので、体に負担が少ないドレスを選ぶのがいいかもしれません。
例えば、お腹の締め付けがないAラインがおすすめです。
マタニティウェディングドレスは、妊娠前よりスリーサイズ程度大きいサイズを選びましょう。
マタニティウェディングドレスの基本的な選び方
一般的なウェディングドレスは、デザインやカラーなど自分好みのものを選んで問題ありません。
しかしマタニティウェディングドレスの場合は、体形や身体への負担を第一に考える必要があります。
マタニティウェディングドレス選びで押さえておきたいポイントには、次のようなものがあります。
- 万が一に備えてドレスは2着選ぶ
- 足元はヒールが高い靴は選ばない
- 重量感のあるドレスは避ける
- サイズ調整できるドレスを選ぶ
それぞれの項目を確認していきましょう。
万が一に備えてドレスは2着選ぶ
妊娠中はお腹が急に大きくなることがあるので、挙式当日にマタニティウェディングドレスが入らないといった問題が起こる可能性もあります。
万が一に備えて、マタニティウェディングドレスはサイズ違いで2着用意しておくのがいいでしょう。
マタニティウェディングドレスをサイズ違いで用意しておけば、想定以上にお腹が大きくなっても対応できます。
足元はヒールが高い靴は選ばない
マタニティウエディングで注意しなければいけないのは、ドレス選びだけではありません。
マタニティウェディングドレスに合わせるシューズ選びも重要なポイントです。
あまりに高すぎるヒールのシューズを選んでしまうと動くときに足元が不安定になるので、挙式中につまずいて転倒するかもしれません。
少し太めのヒールを選んだり、安定感のあるフラットシューズを選んだりするのがいいでしょう。
重量感のあるドレスは避ける
見た目ではあまり分かりませんが、ウェディングドレスは生地やデザインによって重さが異なります。
挙式だけでなく披露宴や会食を含めると、長時間マタニティウェディングドレスを着て過ごすので、衣装の重さが妊娠中の体の負担になることも多いです。
例えば、生地が何枚もレイヤードされていたり、多くの装飾品が施されていたりするマタニティウェディングドレスは重い傾向にあります。
サイズ調整できるドレスを選ぶ
「マタニティウェディングドレスを2着選ぶお金の余裕がない……」という方は、サイズ調整できるドレスを選んでみてはいかがでしょうか。
挙式当日のお腹の大きさに合わせてマタニティウェディングドレスを調整できるため、ドレスが着られないといった問題も起こりません。
また、妊娠中は日によって体調も変化するので、その日の体調に合わせて調整できるのも安心ですよね。
注目のマタニティウェディングドレス3選
マタニティウェディングドレスはさまざまな種類があるので、どのように選べばいいか分からない新婦もいるかもしれません。
注目されているマタニティウェディングドレスには、次のようなものがあります。
- Aライン
- プリンセスライン
- エンパイアライン
マタニティウェディングドレスは、購入もしくはレンタルで手配する方法があります。
マタニティウェディングドレスの購入は23万円程度、レンタルは21万円程度が相場です。
ただ、あくまで相場費用であるため、安く抑えられることもあります。
それでは、妊婦が注目するマタニティウェディングドレスの特徴を確認していきましょう。
1.Aライン
ウエストから裾にかけて徐々に広がるAラインは、ウエスト位置が高くお腹を圧迫しないので、妊娠中にぴったりなマタニティウェディングドレスです。
妊娠初期であれば、あまりお腹が目立ちません。
妊娠後期の大きなお腹でも体に負担をかけず着用でき、着やすいドレスといえるでしょう。
上半身はコンパクトなサイズ感なので、妊娠中でもすっきりとした印象に仕上げられます。
Aラインは王道ラインで、デザインやカラーの種類が豊富です。
お気に入りのマタニティウェディングドレスを見つけられますよ。
2.プリンセスライン
Aラインに比べてスカート部分が大きく膨らんだデザインが、プリンセスラインです。
ウエストが高い位置にあり、お腹に負担がかからず妊娠中でも安心して着用できます。
また、スカートのボリュームが大きいため、お尻の大きさが気になる方にもぴったりです。
華やかな印象に仕上がるプリンセスラインは、大きな会場でも見劣りしません。
ただし、スカートにボリュームがあるので妊娠後期の大きなお腹では動きづらいこともあります。
衣装を選ぶときは必ず試着をして、動きづらさやドレスの重さを確認しておきましょう。
3.エンパイアライン
胸下から切り替えられたエンパイアラインは、直線的なシルエットが特徴的なドレスです。
エンパイアラインは、胸下から裾に向かって生地がストンと落ちるようなシルエットを持ち、お腹を締め付けることなく着用できます。
縦のシルエットが強調されるので、スタイルアップ効果を得られるのもうれしいポイントです。
ただし、少しカジュアルな印象に仕上がることから、厳格な会場には合わないかもしれません。
マタニティ用ブライダルインナーで注意したいこと
妊娠中にマタニティウェディングドレスを着用する場合、お腹周りや胸を支えてくれるマタニティ用ブライダルインナーを着用するのが一般的です。
ただし、マタニティ用ブライダルインナーの選び方を間違えると途中で体調が悪くなってしまうこともあるので、注意して選ばなければいけません。
マタニティ用ブライダルインナー選びで注意したいポイントには、次のようなものがあります。
- 赤ちゃんの負担を考えて選ぶ
- 大きいサイズを選ぶ
- 結婚式の1ヶ月前に選ぶ
それぞれの項目を確認していきましょう。
赤ちゃんの負担を考えて選ぶ
マタニティ用ブライダルインナーは、赤ちゃんの負担を考えて選ぶようにしましょう。
締め付けの強いマタニティ用ブライダルインナーは、スタイルを良く見せてくれる効果がありますが、赤ちゃんには負担がかかります。
また、お腹を締め付け過ぎるとドレスの重みも重なり、急に気分が悪くなることもあります。
母体はもちろんのこと、お腹の赤ちゃんにまで悪影響を及ぼすので十分に注意しましょう。
大きいサイズを選ぶ
ドレスの下に着用するブライダルインナーは、自分のサイズにぴったり合うものを選びます。
しかし、妊娠中は急に体形が変わることがあるので、少し余裕のあるものや調整できるマタニティ用ブライダルインナーを選びましょう。
大きいサイズのマタニティ用ブライダルインナーを選べば、挙式当日にサイズが合わないといった問題が起こることもありません。
結婚式の1ヶ月前に選ぶ
妊娠中はお腹の大きさが日々変化するものなので、結婚式のおよそ1ヶ月前にマタニティ用ブライダルインナーを選ぶようにしましょう。
早くにマタニティ用ブライダルインナーを選んでしまうと、サイズが合わなくなる可能性があります。
また、マタニティ用ブライダルインナーの着用が長時間に及ぶこともあるので、心地よく着られるか試着して確かめるのがいいかもしれません。
まとめ:お腹に配慮してマタニティウェディングドレスを選ぼう!
この記事では、マタニティウェディングドレスの選び方や注意ポイントについてご紹介しました。
ポイントは、以下のとおりです。
- 妊娠期間ごとにお腹の大きさや選ぶサイズが異なるので注意する
- デザインによってマタニティウェディングドレスの重さは変わるため、試着して重量感を確かめる
- 妊娠中は急激に体形が変わることも多いので、調整できるドレスを選ぶのがおすすめ
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王道の形から個性的なものまで豊富なデザインのマタニティウェディングドレスを用意しているので、新婦が理想とする衣装を見つけられるはずです。
来店予約も受け付けているため、マタニティウェディングドレスを探している方は、実際に来店して相談してみてはいかがでしょうか。