ウェディングドレスのレース付きおすすめデザインを紹介。魅力や種類を解説

レースがあしらわれたウェディングドレスには、どのような種類があるのか気になりますよね。
今回は、レースをあしらったウェディングドレスのおすすめデザインを5つ解説します。
レースの魅力や種類なども紹介するため、レースのウェディングドレスを着たいと考えている人はぜひ参考にしてください。
レースのウェディングドレスの魅力とは
レース付きのウェディングドレスの魅力とは、模様や仕様によって醸し出す雰囲気が異なることです。
例えば、繊細で女性らしさを演出できるレース入りウェディングドレスもあります。
また、模様によっては、どこか懐かしさを感じるクラシカルな雰囲気を醸し出したり、大人の可愛さを引き出したりもできるでしょう。
他にもレースをふんだんに使用したウェディングドレスであれば、ゴージャスな印象を与えることも可能です。
ゴージャスといってもレース自体が繊細さを持ち合わせているため、いやらしさを感じさせることはありません。
レース入りのウェディングドレスは、自分のなりたい姿や挙げたい結婚式のイメージに合わせて選ぶのがおすすめポイントです。
ウェディングドレスに使用されるレースの種類6つ
ウェディングドレスに使用されるレースには、主に以下のような種類があります。
- 繊細で優雅な「リバーレース」
- 仕上がりが薄い「ラッセルレース」
- 豪華な見た目に仕上がる「ケミカルレース」
- 立体感のある「コードレース」
- 切り抜いて作り上げる「カットレース」
- 透かし模様が施された「エンブロイダリーレース」
ひとくちにレースといっても、種類によって雰囲気や仕上がりが異なります。
そのため、レースの種類を知って、なりたい姿を叶えられるデザインを選びましょう。
ここでは、それぞれのレースの特徴について解説します。
1.繊細で優雅な「リバーレース」
リバーレースとは、リバー編機という機械で作られたレースのことです。
極めて細い糸を用いていろいろな模様に編んでいるため、 繊細で優雅な印象を与えます。
レースの中の糸がすべて細いことから、透け感のあるレース特有の美しさを楽しめるでしょう。
なお、現在リバー編機の製造は行われておらず、今ある機械のみでの生産となるため希少価値の高いレースとされています。
2.仕上がりが薄い「ラッセルレース」
ラッセルレースとは、ラッセル編機を用いて編まれたレースのことです。
「リバーレースよりも安価に作れるレースはないか」と考案されたことから、リバーレースによく似た仕上がりになっています。
また、ラッセルレースは編みながら柄を作っていき、薄く仕上げるのが特徴です。
リバーレースよりも早いスピードで編み込まれるため、比較的安価できれいな模様を施せます。
3.豪華な見た目に仕上がる「ケミカルレース」
ケミカルレースとは、水に溶ける基布(きふ)に刺繍を施し、強アルカリ性の溶液で基布を溶かして刺繍糸だけを残したことで柄を表現したレースのことです。
リバーレースやラッセルレースとは異なり、重厚で豪華な見た目が特徴といえるでしょう。
そのため、ウェディングドレスに使用されることが多く、モチーフを切り離してパーツとしても利用されます。
4.立体感のある「コードレース」
コードレースは、チュール地に刺繍を施したチュールレースやリバーレース、または布地の上に細い糸で刺繍したレースのことです。
レースの上に重ねて模様を編み込むことで、立体感のある雰囲気となります。
例えば、花柄のレースを縁取れば、より存在感のある模様に仕上がりますよ。
コードレースを用いたウェディングドレスは、優美さの中に繊細さも感じられるのが魅力のひとつです。
5.切り抜いて作り上げる「カットレース」
カットレースとは、生地の上に刺繍を施し、できあがったモチーフを1つずつ切り抜いたレースのことです。
切り抜いたモチーフをもう一度生地に縫い付けることで、立体感のあるレースに仕上がります。
カットレースはスカート部分や袖口、デコルテなどに施すと高級感が増すため、ウェディングドレスにおすすめのレースといえますね。
6.透かし模様が施された「エンブロイダリーレース」
エンブロイダリーレースとは、エンブロイダリーレース機によって透かし模様が施されたレースのことです。
エンブロイダリーレースは生地がそのまま残されたものや、下生地が溶かされて刺繍部分だけが残ったものなどがあり、レースの中でも自由度が高いのが特徴です。
そのため、ウェディングドレスの仕様に沿った加工もしやすく、広範囲に使用されています。
レース入りウェディングドレスのおすすめデザイン5選
レース入りのウェディングは、さまざまなデザインがあります。
なかでもおすすめは、以下の5種類です。
- Aライン
- マーメイドライン
- プリンセスライン
- スレンダーライン
- エンパイアライン
ウェディングドレスの形によって花嫁の雰囲気が異なるため、それぞれの特徴を考慮して選ぶといいでしょう。
ここでは、レース入りウェディングドレスのおすすめデザインをご紹介します。
1.Aライン
Aラインとは、上半身がすっきりとしたシルエットで、ウエスト部分から裾にかけてアルファベットの「A」のようにふんわりと広がったデザインのことです。
ウェディングドレスの定番とも呼ばれるAラインにレースをあしらえば、繊細さの中に凛とした印象を与えられるでしょう。
Aラインのウェディングドレスは花嫁の体型を選ばないため、コーディネートしやすいのも魅力のひとつです。
2.マーメイドライン
マーメイドラインとは、上半身から膝あたりまで体にフィットし、膝下からは人魚の尾びれのように広がるデザインのことです。
体のラインがしっかりと出るため、女性の柔らかさや曲線美を表現できます。
そこにレースが加わることで、大人っぽさも演出できるでしょう。
上品でクールな花嫁になりたい人には、総レースのマーメイドラインもおすすめです。
3.プリンセスライン
プリンセスラインとは、スカート部分が膨らんだボリュームのあるウェディングドレスのことです。
お姫様のような華やかさを持ち、どのような会場でも映えるデザインといえるでしょう。
プリンセスラインにレースが加わると、さらに可愛らしさがアップすること間違いなしです。
プリンセスラインのふんわりとしたチュールとレースの組み合わせは、お姫様気分をアップさせてくれます。
4.スレンダーライン
スレンダーラインとは、ウェディングドレス全体のシルエットが細めのデザインのことです。
スカートを膨らませるパニエを着用しないケースも多く、洋服のように着こなしやすいのも魅力のひとつです。
スレンダーラインのエレガントさとレースの相性は抜群で、より優雅な雰囲気を醸し出せるでしょう。
上品な印象を与えながらも、自然体の美しさを引き出してくれます。
5.エンパイアライン
エンパイアラインとは胸下から切り替えがあり、ドレスの裾にかけて直線的なシルエットが特徴のドレスのことです。
スカート部分にボリュームがないため、胸元のデザインで印象が異なります。
胸元にレースを施すことで、上品さや繊細さを醸し出せるでしょう。
また、デコルテ部分にレースをあしらえば、首回りがきれいに見える効果も期待できますよ。
ウェディングドレス以外にレースを取り入れる方法
ウェディングドレス以外にレースを取り入れる方法は、以下のとおりです。
- ネイル
- 手袋などの小物類
- 式場の装飾
ウェディングドレス以外にもレースを取り入れれば、統一感が生まれます。
特にネイルや小物などは身に付けるものなので、ウェディングドレスに合わせるといいでしょう。
ここでは、ウェディングドレス以外にレースを取り入れる方法について解説します。
1.ネイル
ウェディングドレスのデザインに合わせて、ネイルにもレースを入れてみましょう。
例えば、全部の指にレースを施すのではなく、一部にデザインすることでワンポイントの役割を果たしてくれます。
他の指は花柄をあしらったり、フレンチネイルにしたりとバランスを取るといいでしょう。
指先まできれいに仕上げておけば、よりテンションもアップしますよね。
2.手袋などの小物類
レースのウェディングドレスを着るなら、小物類も合わせるのがおすすめです。
例えば、指先が出たフィンガーレスグローブを選ぶと、ネイルや指輪を楽しみながら手元にレースを施せます。
ウェディングドレスと同じ種類のレースを選べば、統一感もアップするでしょう。
反対に、違う種類のレースを組み合わせると、こなれ感を演出できます。
3.式場の装飾
レースをあしらったウェディングドレスを着るなら、会場の装飾にもレースを活用してみましょう。
レースをテーマにした会場は、クラシカルな雰囲気を演出してくれます。
例えば、会場のテーブルやウェルカムスペースなど、ワンポイントとしてレースを取り入れるだけでも上品さがアップしますよ。
他にも、レースペーパーを活用したテーブルコーディネートやウェディングケーキなども会場を華やかにしてくれます。
まとめ:レースをあしらったウェディングドレスを着よう
この記事では、レース入りのウェディングドレスについてご紹介しました。
ポイントは、以下のとおりです。
- レース入りのウェディングドレスを身にまとえば、繊細さや女性らしさを演出できる
- レースは種類によって印象が異なるため、なりたい花嫁像に合ったデザインを選ぶのがおすすめ
- レースはウェディングドレス以外でも取り入れられる
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あらゆるデザインのウェディングドレスを準備しているため、理想の衣装を見つけていただけるはずです。
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