結婚式で着用するウェディングドレスをどのように選べばいいか悩みますよね。
そこで今回は、骨格や顔の特徴から自分に適したウェディングドレスを診断する方法をご紹介します。
ドレスの種類やパーソナルカラーについても解説するため、ぜひ参考にしてください。
ウェディングドレスのデザインはさまざまな種類がありますが、代表的なのは次の7タイプです。
それぞれ特徴が異なるのできちんと理解してウェディングドレスを選ぶことが大切です。
自分に似合うウェディングドレスを見つけられるでしょう。
華やかな印象のプリンセスラインは、ウエストの切り替え位置から裾に向かって大胆に広がるデザインです。
ウェディングドレスのなかでもスカートにボリュームを持たせたデザインになっており、参列者の視線を惹きつける華やかさを演出できます。
ウェディングドレスの下にはパニエを仕込んで、ふんわり軽やかな膨らみを持たせているのが特徴です。
プリンセスラインの名称は、お姫様が着用していたことに由来します。
しかし、本来のプリンセスラインはウエストに切り替えはなかったといわれており、現代風にアレンジされているようです。
スカートにボリュームがあることから、華やかな印象の着こなしが叶います。
ウエストの切り替え位置からスカートの裾に向かって広がるAラインは、王道のウェディングドレスとして多くの花嫁が着用してきた衣装です。
ウェディングドレス選びに迷っている方でも、Aラインを候補に入れている花嫁も多いでしょう。
花嫁が着用したときに立ちシルエットがアルファベットのAに見えたことが名称の由来です。
プリンセスラインよりスカートの膨らみが少ないため、着用するとすっきりとした印象に仕上がります。
スカート部分にレースが施されたり透け感のあるチュールやオーガンジーを用いたりなど、使用される素材によって印象が変わるのも魅力です。
さまざまなタイプのAラインウェディングドレスを着用して自分に似合うディテールや素材を見つけましょう。
3.マーメイドライン
マーメイドラインは上半身が体のラインにフィットするデザインで、膝からボリュームを持たせて大きく広がるデザインにしたウェディングドレスです。
マーメイドラインを着た姿が人魚のシルエットに似ていたことが名称の由来となっています。
バストからウエスト、お尻のラインまでメリハリのあるデザインで、動くたびに裾部分がさまざまな表情を見せてくれるのが魅力です。
エレガントで大人っぽい印象の花嫁になりたいなら、マーメイドラインのウェディングドレスを選びましょう。
4.エンパイアライン
バストのすぐ下に切り替え位置があるエンパイアラインは、スタイルアップ効果が期待できるウェディングドレスです。
ウェディングドレスはウエスト切り替えが多いため、周りと差をつけたいならエンパイアラインのドレスを選ぶのが良いでしょう。
バストのすぐ下の切り替え位置から直線的にスカートが落ちるデザインなので、控えめでナチュラルな印象ながら品のある花嫁姿に仕上がります。
また、エンパイアラインはウエストやお尻をすっぽり隠してくれるので体型をカバーしたい方にも最適です。
スレンダーラインは、ウエストの切り替え位置からストレートに流れるスカートのひだが魅力的なウェディングドレスです。
とてもシンプルなデザインではあるものの、体のラインが強調されるデザインで大人っぽい印象に仕上げられています。
スレンダーラインはスカートに膨らみがないため、小回りが利くのもうれしいポイントです。
結婚式をゲストハウスやレストランなどコンパクトな会場であれば、花嫁が参列者の席まで移動してゆっくり会話を楽しむこともできるでしょう。
6.ミニライン
膝上丈やミモレ丈など足を大胆に見せるミニラインもおさえておきたいウェディングドレスです。
足を見せることで若々しく元気な印象を演出できるため、カジュアルな雰囲気の会場に適しています。
ミニ丈ラインは足元にも注目が集まるので、パンプスやアンクレットを用意して着こなしを楽しめるのもうれしいポイントです。
自分らしさを演出できる個性的なウェディングドレスを着たい花嫁に適しています。
また、ロングドレスと比べると圧倒的に動きやすくなるので、挙式をロングドレス、二次会をミニラインに着分ける花嫁もいるようです。
レストランや二次会場所など小さめの会場との相性も抜群でしょう。
ベルラインは、中世ヨーロッパの貴族が舞踏会の衣装として着用していた衣装で、ウエストの切り替え位置から裾にかけて丸く広がるようにデザインされています。
着用した姿が鐘のように見えることが、ベルラインの名称の由来です。
ふんわりスカートが広がるプリンセスラインと似ていますが、ベルラインのほうがスカートのボリュームは抑えめに設計されています。
物語に出てくるようなお姫様のような、品がありロマンチックな印象に仕上げられるのが特徴です。
小柄な方はウエスト位置を少し高めに設定すると、スタイルアップ効果で洗練された印象に着こなせます。
自分に似合うウェディングドレスを診断するときは、骨格の確認も必須です。
日本人の骨格は、ナチュラル・ウェーブ・ストレートの3タイプに分類されます。
骨格は、生まれ持ったものです。
自分の骨格を理解することで、似合うウェディングドレスのデザインも分かります。
自分がどのタイプの骨格に該当するのか確認してみましょう。
骨や骨格のフレームがしっかりとしている方は、ナチュラルタイプに該当します。
日本人はナチュラルタイプに該当する方は少ないといわれていますが、鎖骨が大きく骨々しい印象だったり肩甲骨が大きかったりする特徴があるので確認してみましょう。
骨格診断のナチュラルタイプに該当する方は、甘めのテイスト以外であればどのようなデザインでも似合うといわれています。
特に、縦のラインが強調されるエンパイアラインやレースのドレスがナチュラルタイプにおすすめです。
上半身が細くて下半身にボリュームがある方は、ウェーブタイプに該当します。
また、ウエストやヒップなどくびれができやすかったり腰の位置が低めだったり、胸板が薄かったりする場合もウェーブタイプに該当するので確認してみましょう。
ウェーブタイプに似合うウェディングドレスは、女性らしいフェミニンなドレスです。
例えば、スカートにボリュームがあるプリンセスラインやAラインなどが挙げられるでしょう。
胸元に大ぶりの装飾やアクセサリーをつければ全体的にバランスのとれた着こなしが完成します。
上半身に厚みがある体つきの方は、ストレートタイプに該当します。
また、胸や腰の位置が高く上半身に重心があったりくびれができにくかったり、体に筋肉の張りが感じられたりする方もストレートタイプに含まれるので確認してみましょう。
ストレートタイプに似合うウェディングドレスは、正統派のベーシックなドレスです。
ウェディングドレスの素材のハリや光沢のある生地がストレートタイプとの相性が良く、より一層花嫁の魅力を引き出してくれます。
骨格タイプと合わせて確認したいのが、顔タイプです。
顔タイプは分かりやすく「男顔」と「女顔」の2タイプに分類されます。
それぞれの特徴をご紹介するので、該当する項目が多いほうが自分の顔タイプです。
自分に似合うウェディングドレスの診断でも必要になる情報なので、男顔と女顔のどちらに該当する項目が多いのか確認してみましょう。
キリッとした印象の顔は、男顔です。細かく確認すると次のような特徴があります。
自分で判断しづらいときは家族や友人に聞いて客観的な意見をもらうのがいいでしょう。
柔らかい印象の顔は、「女顔」です。細かく確認すると、次のような特徴があります。
該当する項目が多いほうが自分の顔タイプです。
男顔の診断と比べて、どちらが該当する項目が多かったか確認しましょう。
骨格と顔を組み合わせた6つのタイプから、自分が似合うウェディングドレスを見つけられます。
該当するタイプから自分に似合うウェディングドレスの特徴を確認してみましょう。
骨格はナチュラルタイプで、顔が男顔タイプは、プリンセスラインやマーメイドラインなど大胆にデザインされた見た目が豪華なウェディングドレスが似合います。
ボリュームがあるドレスが似合うため、マーメイドラインであればスカートの裾が広がれば広がるほど似合うのが「ナチュラル×男顔」です。
また、背中が大きく開いたデザインも着こなせるため後ろのディテールにも注目してウェディングドレスを選ぶのもいいでしょう。
素材でいえば、オーガンジーやチュールなどの軽い素材より、シルクタフタなどハリ感のある生地が似合います。
【骨格】ウェーブ×【顔】男顔
骨格はウェーブタイプで、顔が男顔タイプは、可愛らしいプリンセスラインのウェディングドレスが似合います。
チュールを何層にも重ねたような甘めなデザインとマッチするため、軽い素材が使用されたウェディングドレスを選ぶのがおすすめです。
また、繊細なレースとの相性も良く、全体にレースが施されたウェディングドレスに挑戦するのも良いでしょう。
ただし、首がつまったデザインよりデコルテを出すほうが似合います。
胸元が大きく開いたデザインのドレスを選びましょう。
【骨格】ストレート×【顔】男顔
骨格はストレートタイプで、顔が男顔タイプは、装飾が少なくモダンなデザインのウェディングドレスが似合います。
存在感のある小物をつければ、結婚式にふさわしい華やかさを演出できるでしょう。
ボリュームのあるウェディングドレスを着用したいなら、Aラインがおすすめです。
デコルテや背中が大きく開いたシャープなデザインも似合うため、細かいディテールにもこだわってウェディングドレスを選んでみてはいかがでしょうか。
【骨格】ナチュラル×【顔】女顔
骨格はナチュラルタイプで、顔が女顔タイプは、エンパイアラインやスレンダーラインなどカジュアルに着こなせるウェディングドレスと相性抜群です。
カジュアルなウェディングドレスは難易度が高めですが、ナチュラルタイプ特有のスレンダーボディで、スタイリッシュな印象に仕上がります。
肩やデコルテもきれいなので、ネックラインは大胆に見せるデザインが良いでしょう。
また、ナチュラルタイプは骨格がしっかりしているので、ボリュームのあるウェディングドレスも似合います。
ただ甘めになり過ぎないデザインを選びましょう。
【骨格】ウェーブ×【顔】女顔
骨格はウェーブタイプで、顔が女顔タイプに似合うのは、おとぎ話に出てくるお姫様を思わせるようなフェミニンなウェディングドレスです。
例えば、プリンセスラインやAラインが似合うでしょう。
首元がつまったネックラインとの相性が良いので、ホルターネックやハイネックのデザインもおすすめです。
首元の露出を増やしたいなら、程よく透けたレースのスリーブがついたウェディングドレスを選ぶのがいいでしょう。
可愛らしさが倍増するため、ウェーブタイプの花嫁にとても似合います。
素材は、チュールやオーガンジー、レースとの相性抜群です。
【骨格】ストレート×【顔】女顔
骨格はストレートタイプで、顔が女顔タイプなら、ロイヤルウェディングを思い起こさせる知的で気品溢れるデザインが似合います。
プリンセスラインやAラインなどボリュームのあるものより、マーメイドラインやスレンダーラインとの相性が良いです。
チュールやオーガンジーをたっぷりあしらった立体装飾は苦手で、王道のシンプルなデザインが似合うのがストレートタイプです。
上半身が詰まって見えるとバランスが崩れるため、スカート部分の切り替えはウエスト位置に合わせるのが良いでしょう。
パーソナルカラーは2タイプ
ウェディングドレスは純白といったイメージがありますが、よく見ると色のトーンはドレスによって異なります。
色味を間違えて選んでしまうと、顔色が暗く見えたり目の下のクマが目立ったりするなど、マイナス効果になることも多いです。
逆に自分に合う色味を選べば、血色や肌ツヤが良く見えたり明るく華やかな印象になったりするなど、花嫁にはうれしい効果が期待できます。
自分に似合う色味を見つけるには、パーソナルカラーを知ることが大切です。
パーソナルカラーは、イエローベースとブルーベースの2種類に分類されます。
イエローベースは、黄みを含んだ暖色が似合うタイプのことです。
イエローベースを細分化すると、スプリングとオータムにタイプに分かれます。
スプリングは春を連想させる明度が高く澄んだ色で、黄みをベースにした鮮やかなカラーやビタミンカラーとの相性抜群です。
ウェディングドレスは少し赤みの入ったホワイトカラーが似合うでしょう。
オータムは、低彩度で落ち着いた色や深みのある暖かい色が似合います。
例えば、深みのあるアースカラーやイタリアの町並みを思わせるエキゾチックな色との相性が良いです。
オータムタイプの方は、白に深い黄みが入ったアンティーク感のあるホワイトカラーのウェディングドレスが似合います。
ブルーベースは、青みがかった涼しげな色が似合うタイプのことです。
ブルーベースを細分化すると、サマーとウィンターにタイプが分かれます。
サマーは青みの入ったパステル系カラーで、紫陽花のようなスモーキーな色や淡く柔らかい色との相性がぴったりです。
純白やほんの少しグレーが入ったホワイトカラーのウェディングドレスが似合います。
ウィンターははっきりとした艶のある色で、原色や鮮やかな色、モノクロなど彩度が高い色や無彩色がぴったりです。
ウィンターの方がウェディングドレスを選ぶときは、純白のドレスを選びましょう。
顔もパッと明るくなるので写真写りも良くなるはずです。
この記事では、自分に似合うウェディングドレスの診断方法をご紹介してきました。
ポイントは、以下のとおりです。
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Aラインやプリンセスライン、マーメイドラインなどさまざまなデザインのドレスを用意しているので、お気に入りの1着が見つかるはずです。
また来店予約も承っているので、自分に似合うウェディングドレスを探している方は、実際に来店して相談してみてはいかがでしょうか。