ウェディングドレスに黒髪は似合うか、茶髪にしたほうがいいか迷いますよね。

今回はウェディングドレスと黒髪の関係について解説します。

黒髪のヘアスタイルのコツ、おすすめの髪型、ヘアカラーをする場合に知りたいことまで紹介するため、黒髪でもウェディングドレスは似合うのか知りたい方は是非参考にしてください。

黒髪はウェディングドレスに似合う？

髪の毛のカラーリングをあまりしたことがない方などでウェディング前に黒髪の状態でいると、黒髪のままでもウェディングドレスに似合うのか不安になる方もいるでしょう。

ドレスに似合うように、今だけでも髪の毛を染めたほうがいいのか迷いますよね。

そんな方に向けて、実際花嫁に多く選ばれている髪色や黒髪でウェディングドレスを着るメリットなどを解説します。

選ばれているのは茶髪も含めた暗めの髪色

実際にウェディングをおこなった花嫁に多く選ばれているのは、ダークトーンの茶髪も含めて暗めの髪色です。

ブラックやダークブラウンなどの暗めの髪色をしていると、上品で、清楚な落ち着いた雰囲気を演出できます。

ただし、明るい髪色でもまた違ったイメージを与えられるため、好みのカラーでも問題はないでしょう。

黒髪×ウェディングドレスのメリット

黒髪でウェディングドレスを着るメリットはたくさんあります。

例えば、艶やかな黒髪の花嫁は清潔感のある雰囲気を印象づけられるため、相手側の親族などに良い印象を与えられることも、黒髪×ウェディングドレスのメリットです。

また、上品さや清楚さも演出できるため、クラシカルなイメージのウェディングをおこないたい方にはぴったりでしょう。

そして、黒髪でウェディングドレスを着るとクールでモードな印象にもできます。

このように、表現したいイメージにあわせてさまざまな装いができることが、黒髪×ウェディングドレスのメリットです。

黒髪は白無垢や色打掛の和装にもぴったり

黒髪の花嫁が似合う服装は、洋装のウェディングドレスだけではありません。

日本人ならではの美しさが引き出せる黒髪は、和装にもぴったりです。

格式高くて厳かな雰囲気になる「白無垢」や色鮮やかで華やかな「色打掛」を着て、美しい黒髪を上品にまとめたり、ヘッドアクセやヘアアレンジを楽しんだりできます。

お色直しで和装に変えた場合、ウェディングドレスとはまったく違ったイメージにできるでしょう。

ウェディングドレスに合う黒髪スタイルのコツ

ウェディングドレスに似合う黒髪スタイルにするためのコツは以下のとおりです。

• 黒髪にツヤを出して、上品な質感を演出すること
• 黒髪に合わせたセットをおこない、素敵なシルエットにすること
• 自らが望む印象に合わせて、前髪ありなしを選択すること

黒髪はウェディングドレスに似合う髪色であり、さまざまなメリットがある髪色です。

しかし、カラーリングをした髪向けのブライダルヘアのデザインを、そのまま黒髪でヘアアレンジすると軽やかさがなくなり、違った印象になってしまうでしょう。

ここからは、ウェディングドレスに似合う黒髪のコツをご紹介します。

黒髪でウェディングドレスを着るからこそ表現できる、上品な黒髪スタイルを目指しましょう。

黒髪にツヤを出して上品な質感を演出

黒髪は、アジアンテイストな美しさが表現できることや上品さなどが魅力です。

せっかくの黒髪の良さを引き立てるために、スタイリング剤やヘアオイルなどを使って、黒髪にツヤを出したり質感を良くしたりしましょう。

立体的なヘアスタイルにするとつぶれて見えがちですが、黒髪にツヤを出せば光が反射したときに動きを演出できます。

ツヤのある美しい毛流れを利用したヘアスタイルにすれば、花嫁がより美しく見えるように引き立てられるでしょう。

黒髪に合わせたセットで素敵なシルエットに

黒髪のためのヘアスタイルにセットしないと、編み込みが映えなかったりウェーブが軽やかに見えなかったりと黒髪の良さをうまく表現できません。

黒髪に合わせて考えられたヘアセットにして、素敵なシルエットを作りましょう。

カラーリングをした髪ならおしゃれに見えるおくれ毛も、黒髪だとただのぼさぼさな髪に見えてしまうことがあります。

いっそのことおくれ毛を作らずに、上品にまとめてクラシカルな印象にするのもおすすめです。

望む印象に合わせて前髪ありなしを選択

黒髪スタイルは、前髪を作るか作らないかだけでも大きく印象が異なります。

前髪がない場合の黒髪スタイルだと、エレガントで大人っぽい雰囲気です。

黒髪で前髪なしならすっきりとした印象になり、マーメイドドレスなどが良く似合います。

対して、前髪ありにすると清楚さのなかにもいきいきとした印象を与えるのが特徴です。

前髪あり×黒髪なら、プリンセスラインやAラインのウェディングドレスが良く似合うでしょう。

黒髪×ウェディングドレスのおすすめスタイル

黒髪×ウェディングドレスのおすすめのヘアスタイルは、髪の長さなどさまざまな条件によって異なります。

黒髪ショートヘアにおすすめのヘアスタイルや、黒髪ボブヘアへのおすすめなどをチェックしていきましょう。

また、セミロング以上の髪の長さがある方には、希望するヘアスタイルがアップスタイルかダウンスタイルかによって異なるおすすめヘアアレンジをご紹介します。

黒髪ショートのおすすめヘアスタイル

黒髪ショートヘアは、アレンジできるヘアスタイルの種類が少なめです。

おすすめのヘアスタイルは、艶やかさを引き出してそのままダウンスタイルにした髪型です。

また、ランダムにピンでアレンジした髪型、ヘアアクセサリーやイヤリングをワンポイントとしてあしらった髪型も良く似合います。

かっこいいイメージのショートヘアにしたい方は、束感を出してこなれた印象にしましょう。

黒髪ボブのおすすめヘアスタイル

黒髪ボブヘアのおすすめヘアスタイルは、ゆるやかにコテで巻いたハーフアップスタイルです。

人気が高く定番のヘアアレンジですが、手間をかけて編み込みをほどこすとさらにおしゃれになります。

また、そのままおろしたヘアスタイルもおすすめです。

黒髪ボブスタイルでそのままダウンスタイルにした場合に、いつもと違った華やかな雰囲気にしたい方は、ドライフラワーやカチューシャなどのヘアアクセサリーを活用しましょう。

セミロング以上のおすすめアップスタイル

セミロング以上の髪の長さがあれば、アレンジ可能なヘアスタイルが幅広くなります。

髪をまとめたアップスタイルでも髪をおろしたダウンスタイルでも、どちらでも好みに合わせてアレンジが可能です。

セミロング以上の黒髪におすすめのアップスタイルは、夜会巻きやシニヨンスタイルなどです。

また、シニヨンスタイルのなかでも髪を留める位置によって印象が異なるため、可愛らしいイメージにしたい場合には頭のトップ部分にボリューム感を出しましょう。

黒髪のシニヨンスタイルにティアラを付けると、まるでお姫様のようなゴージャスなイメージに仕上がります。

ビジューをあしらったヘアアクセサリーやボンネなどを使って、おしゃれな雰囲気にするのもおすすめです。

付ける髪飾りの大きさによっても雰囲気が変わるため、好みのイメージに合わせてどれを付けるのか、付けないのかを選択しましょう。

セミロング以上のおすすめダウンスタイル

セミロング以上の黒髪におすすめのダウンスタイルは、巻きおろしヘアや編みおろしヘア、ハーフアップなどです。

巻きおろしヘアとは巻いた髪をそのままおろしたヘアスタイルで、編みおろしヘアは編み込みをしておろしたヘアスタイルを指します。

とくに、ロングヘアの巻きおろしヘアはゴージャスな雰囲気になるためおすすめです。

反対に、巻き髪が目立ちにくい黒髪だからこそ、ラフな印象に仕上げるのもいいでしょう。

セミロング以上の黒髪でダウンスタイルを選択した場合、背中が開いたデザインのウェディングドレスを選ぶと、バックスタイルがさらにきれいに見えます。

花かんむりやヘアアクセサリーなどを用いると、一段と華やかなイメージになるでしょう。

ウェディングのために黒髪を染める場合は？

黒髪はウェディングドレスにも良く似合うため、メリットがあるものの、実現させたい理想の花嫁像によっては黒髪をカラーリングしたいという方もいるでしょう。

ウェディングのために黒髪を染める場合には、どんなカラーにするのか、どのようなウェディングドレスを着たいのか、またヘアカラーをおこなうタイミングなどに注意が必要です。

カラーリングをおこなう前に事前にしっかりとイメージして、満足のいく仕上がりにしましょう。

理想のイメージやドレスに合うカラーを

ウェディングの直前にカラーリングをする場合は、どのような花嫁姿を見せたいのか、理想のイメージやドレスを考えます。

理想の花嫁像が決まったら、そのイメージや選びたいドレス、式場の雰囲気などに合うカラーを選択しましょう。

可愛らしい花嫁になりたい場合には明るめの色が、大人っぽい花嫁になりたい場合は暗めの色がおすすめです。

髪色ごとのイメージや似合うドレス

髪色ごとに与えるイメージや似合うドレスもチェックしていきましょう。

暗めの髪色にすると清楚な雰囲気になり、さまざまなドレスに似合います。

アッシュ系も比較的落ち着いた色合いのため、大人っぽい印象です。

ベージュ系にするとゆるやかなヘアアレンジが良く似合い、ドレスと合わせやすくなります。

オレンジ系の明るい髪色は、お姫様のようなイメージで可愛らしい印象に仕上がるため、プリンセスラインのウェディングドレスが良く似合うでしょう。

美容室に行ったら、カラーリングをする前に自分のイメージを伝えることが大切です。

どのようなイメージに仕上げたいのか美容師に相談し、なりたい憧れの花嫁像にぴったりのヘアカラーにしてもらいましょう。

ヘアカラーするタイミングなどに注意！

髪の色を変える際には、ヘアカラーをおこなうタイミングなどにも注意が必要です。

カラーリングをするタイミングが早ければカラーが落ちてくすんだ色になってしまったり、根本の毛が伸びてきてしまったりします。

また、タイミングをゆっくりし過ぎて式当日まで日がない状態にすると、イメージどおりの髪色にならなくても直せないかもしれません。

式当日の5日前くらいが、早すぎでも遅すぎでもない最適のタイミングです。

また、いつもの美容室に頼むことやドレス姿の写真を参考のために見せることなどで、より理想に近い美しい花嫁姿になれるでしょう。

まとめ：髪色まで考慮して理想のウェディングを！

今回はウェディングドレスに黒髪が似合うのかについてご紹介しました。

ご紹介したポイントをもう一度おさらいしましょう。

• 黒髪の花嫁は清潔感や上品さなどを表現できるため、相手側の親族などに良い印象を与えられること
• ブライダルヘアのデザインをそのまま黒髪でヘアアレンジせず、黒髪の良さを引き立てるアレンジにすること
• ウェディングのために黒髪を染める場合は5日前が最適なタイミングであること

上品さ、清楚さを求める方には、黒髪×ウェディングドレスの組み合わせがおすすめです。

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