前撮りで着用するドレスをどのように選べばいいか迷っている方も多いかもしれませんね。
今回は、前撮りで選ばれるドレスをご紹介します。
撮影場所や時期、活用方法もご紹介するため、前撮りの準備を進める方は参考にしてください。
「前撮り」は挙式とは別の日に撮影するため、必ずしも結婚式当日に着用する衣装と同じものを着なければいけないわけではありません。
なかには、結婚式では着ない衣装を選んで前撮りを楽しむ新婦も多いようです。
新婦の衣装は、ウェディングドレスやカラードレスなどさまざまな種類があります。
前撮りの衣装は新婦が自由に決められますが、どのように選べばいいか分からない新婦もいますよね。
そこで、前撮りした新婦がどのようなドレスを選んだのかについて見ていきましょう。
前撮りに着用するドレスとして人気が高いのは、ウェディングドレスです。
挙式当日は白無垢や色打掛など和装を着用する場合はもちろん、髪型やメイクのリハーサルも兼ねてウェディングドレスを選ぶ新婦もいます。
また、ウェディングドレスを着る機会は多くないので、挙式当日は異なる髪型やメイクで写真を残したいと考える新婦もいるようですね。
前撮り撮影では、華やかなカラードレスを選択する新婦も多いようです。
特に、お色直しの予定がない場合は、カラードレスを着用する機会がありません。
前撮りでカラードレスを着用して写真として思い出を残したいと考える新婦がいるようです。
また、カラードレスを着る予定がある場合でも異なる衣装を着て撮影したいと考える新婦もいるようですね。
前撮りの撮影場所は、室内で撮影する「スタジオ」と外に出て行う「ロケーション」があります。
スタジオ撮影とロケーション撮影では写真の仕上がりが異なるので、どのような写真を撮りたいかイメージして撮影場所を決めることが大切です。
前撮りの所要時間は、撮影の準備から撮影終了まで4〜5時間ほどかかります。
特に、ロケーション撮影の場合は、移動時間を踏まえて場所を決めなければいけません。
ここでは、スタジオ撮影とロケーション撮影のそれぞれの特徴やメリットを見ていきましょう。
スタジオ撮影とは、屋内のスタジオで前撮りの写真撮影を行うことです。
屋内での撮影であるため、天候に左右されることなく落ち着いて撮影できるメリットがあります。
また、照明や背景、小物を使用し、空間を作り込んで撮影できるのもスタジオ撮影の魅力です。
ロケーション撮影に比べると費用を抑えられるので、予算を抑えたい新郎新婦にも適しています。
さらに、自宅から近いスタジオ撮影を選べば、撮影場所まで移動する必要もありません。
撮影が順調に進めば、ロケーション撮影と比較すると短い時間で前撮りできることも多いです。
ロケーション撮影は、リゾート地や神社、挙式会場のガーデンなど屋外で写真撮影することです。
天候に左右されるといった懸念点はありますが、撮影場所の選択肢が多いメリットがあります。
四季を感じられる写真を残したいなら、桜や紅葉が美しいスポットで前撮りするのもおすすめです。
また、よく訪れたデートスポットやプロポーズした場所で前撮りすれば、素敵な記念が残せます。
ただし、必ずしも新郎新婦が好きな場所で前撮りをできるわけではありません。
なかには、撮影不可の場所があるため、希望の撮影場所がある場合は事前に担当者に相談しましょう。
前撮りは、基本的には挙式当日までに行います。
一般的には、余裕を持って結婚式の1〜2ヶ月前に写真撮影する新郎新婦が多いようです。
季節は過ごしやすい春や秋が人気で、予約が埋まりやすいため早めに準備を進める必要があります。
また、週末や祝日は人気が高く、他の新郎新婦と撮影の希望日が重なることが多いです。
一方、平日や夜は比較的予約が取りやすいので、状況に応じて選ぶことが大切でしょう。
ここからは、前撮りに適した時期をご紹介します。
前撮りの撮影時期は、挙式当日の1〜2ヶ月前までに行う新郎新婦が多いです。
スタジオ撮影であれば都合の良い日程を決めればいいですが、ロケーション撮影の場合は天気が悪いと日程を変更しなければいけません。
ドレスをレンタルしているなら日程を延長する必要も出てくるため、費用もかさんでしまいます。
また、撮影場所やヘアメイクの担当者にもスケジュール変更の連絡をしなければいけません。
余計な作業が増えてしまうので、天気なども考慮して前撮りの日程を決めることが大切です。
前撮りの日程を決めるときは、日程だけでなく季節も考慮したいところです。
特に、ロケーション撮影の場合は、寒すぎたり暑すぎたりすると撮影に影響が出てしまいます。
前撮りで新郎新婦に人気のある季節は、過ごしやすく気候が良い春や秋です。
過ごしやすい季節であることはもちろんですが、季節感のある写真を撮れるメリットがあります。
例えば、春は桜の名所で撮影したり、秋は紅葉スポットで前撮りするのもいいですね。
ただし、春や秋は新郎新婦の人気が高いため、予約が集中することもあります。
春や秋を希望するなら早めに予約しましょう。
前撮りは週末や祝日が人気が高く、予約が埋まりやすいので希望が重なることも多いです。
一方、平日は日程が重なることが少なく、予約を取りやすいといったメリットがあります。
また、スタジオで前撮りする場合、室内で撮影するので夜の予約を受け付けている場合も多いです。
屋外で前撮りするロケーション撮影なら、昼間とは異なるシチュエーションで写真を撮れます。
ただし、撮影場所やスタジオによっては、夜の撮影が不可の場合もあるため早めに相談しましょう。
挙式費用とは別で予算を組まなければいけないため、事前に把握しておきたい新郎新婦も多いですよね。
前撮りの撮影費用は、スタジオ撮影とロケーション撮影で大きく異なります。
また、写真のカット数や納品方法などでも費用が変わるので注意しなければいけません。
ここでは、前撮りにかかる費用相場について確認していきましょう。
スタジオ撮影は、衣装選びから撮影までパッケージされたプランが多くあります。
「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023」によると、費用相場は全国平均で20.8万です。そして、もっとも多い価格帯は15〜20万円未満です。
挙式を行う場合は、挙式費用に加えて前撮りの費用も用意する必要があります。
前撮りの費用をできるだけ安く抑えたいなら、スタジオ撮影を選ぶのがいいかもしれません。
ロケーション撮影では、衣装選びや撮影に加えて移動にかかる費用も含まれます。
費用相場は全国平均で約21.3万円でスタジオ撮影とほとんど違いがないように感じますが、ロケーション撮影でもっとも多い価格帯は10〜15万円未満、 次いで30〜35万円の価格帯となっております。
スタジオ撮影より少し割高になるといったデメリットがありますが、結婚式の予算に余裕があるなら、ロケーション撮影を選択するのもいいかもしれません。
ロケーション撮影では、スタジオでは撮れないような写真撮影を行えるはずです。
撮影のカット数や納品方法、衣装によって費用は大きく異なります。
前撮りのプランは、衣装や撮影費がパッケージ化されていることが多いです。
しかし、衣装を数枚着用したい場合は、枚数に応じて料金が高くなることがあります。
とくに和装は衣装代や着付け代で割高になることも多いので、費用を抑えたいならウェディングドレスやカラードレスなどの洋装がおすすめです。
また、前撮りのカット数はプランに含まれている場合がほとんどです。
ただし、基本プランに含まれるカット数より写真を多く撮影したい場合は、オプションとして別途で費用がかかることがあるので注意しなければいけません。
写真の納品方法は、アルバムのみやデータのみ、アルバムとデータのセットなどさまざまな方法があります。
納品方法によって費用が変わることがあるので、予算内に収められるか事前に確認しましょう。
ほかにもヘアメイクやカメラマンの担当者を新郎新婦が指名したいときは、スタッフ料金が価格全体に影響することもあります。
せっかく時間とお金をかけて、前撮りした写真を多くの方に見てもらいたい新郎新婦もいるはずです。
しかし、前撮りした写真をどのように活用すればいいか悩む新郎新婦もいるかもしれませんね。
前撮りした写真を活用する方法には、次のようなものがあります。
それぞれの項目を確認していきましょう。
新郎新婦の晴れ姿を思い出として残したいと考える親は多いものです。
前撮りした写真をアルバムに綴じて両親にプレゼントするのはいかがでしょうか。
アルバム作成が基本プランに含まれている場合もあるので、仕事などで多忙な方なら作成を任せるのもいいでしょう。
もし作成する時間があるなら、ふたりで一緒にアルバムを自作するのもいいですね。
自作すれば特別感が出るので、きっと両親にも喜ばれるはずです。
挙式当日、ウェルカムボードに前撮りした写真を使用する方法もあります。
ウェルカムボードとは、参列者を迎える式場の入り口や受付に飾るボードのことです。
新郎新婦の名前や挙式日が記載されており、ふたりの結婚式を行う役割があります。
ウェルカムボードは特に決まりがないので、新郎新婦の名前だけでなく前撮りした写真をレイアウトするのもいいですね。
前撮りした写真をウェルカムボードに飾ることで、より新郎新婦らしい仕上がりになるはずです。
前撮りした思い出たっぷりの写真を結婚報告や年賀状に使用するのもおすすめです。
特に、結婚式に参列できなかった親族や友人にふたりの晴れ姿を見てもらえます。
ただし、結婚報告や年賀状に活用するなら、それを意識した写真を前撮りで撮影しなければいけません。
例えば、年賀状なら衣装を白無垢(しろむく)や色打掛(いろうちかけ)などの和装にしたり、結婚報告なら幸せな雰囲気が出る写真を撮影したりするのがいいですね。
写真の活用方法によって撮影方法も変わってくるので、カメラマンと相談しながら事前に決めておくのがいいでしょう。
披露宴や二次会、食事会のあと、参列者に感謝を込めてプチギフトを渡すのが一般的です。
石鹸やチョコレート、クッキーなど参列者が喜ぶものをプチギフトとして帰り際に直接渡します。
この定番のプチギフトに、前撮りで撮影した写真を添えるのもおすすめです。
定番商品に前撮りの写真を添えるだけで、ふたりらしいプチギフトを用意できます。
参列者がクスッと笑えるような面白みのある写真を使用するのもいいですね。
披露宴で演出動画を流す予定があるなら、前撮りした写真を使用するのもいいですね。
ふたりの仲の良さをアピールできるので、より感動的な動画を作成できるはずです。
また、前撮りはプロのカメラマンに撮影してもらうので参列者にも楽しんでもらえます。
より完成度の高い演出動画を作成できるので、作成者にどのような写真が必要か確認しましょう。
この記事では、前撮りで選ばれるドレスについてご紹介してきました。
ポイントは、以下のとおりです。
ザ・ドレスショップでは、ウェディングドレスのレンタルサービスを行なっています。
王道の形から個性的なものまで、あらゆるデザインの衣装を展開しているため、新婦が理想とするウェディングドレスを見つけられるはずです。
来店予約も受け付けているので、前撮りで着用するウェディングドレスを探している方は実際に来店して相談してみてはいかがでしょうか。