華やかで美しいデザインのドレスを着るのは、女性にとって幼いころからの夢という花嫁も多いでしょう。
そして、数あるデザインの中でも、身体の曲線を美しく見せるマーメイドドレスはあこがれでもあり「できればウェディングドレスとして着てみたい」と願う女性は多いようです。
しかし、「私のようなぽっちゃり体型では、マーメイドドレスは無理」と、あきらめている女性もいるのではないでしょうか?
そこで「ぽっちゃり体型の女性はマーメイドドレスを着られないのか?」という点と、着られるとすれば「ぽっちゃり体型でもマーメイドドレスは本当に似合うのか?」という疑問について解説します。
マーメイドドレスに合う髪型やどんなドレスを選ぶべきかについても紹介しています。
記事を読むと「マーメイドドレス」への理解が深まり、愛着を持ってマーメイドドレスを着こなせるようになりますよ。
ぜひ最後まで記事を読んで、ドレス選びの参考にしてください。
ぽっちゃり体型の方でも、マーメイドドレスは着こなせます。
なぜなら、ボリューム感があるぽっちゃり体型は、バストとヒップにメリハリを利かせて着こなすことで、マーメイドドレス特有の曲線の美しさを引き立たせられるからです。
マーメイドドレスの特徴をひと言で表現すると「女性のボディラインを強調したデザインのドレス」です。
「マーメイドドレスを着るとぽっちゃり体型のボディラインが強調される」と多くの人が勘違いし、敬遠してしまいます。
また、「バストサイズに比べてドレスのウエストサイズが小さすぎて着られない」と思う方もいるようです。
マーメイドドレスは、女性の胸からウエスト・ヒップに流れるラインを目立たせるデザインであるため、メリハリを意識してコーディネートすることで曲線の美しさを最大限発揮できます。
そのため、マーメイドドレスは、やせた体型よりも、むしろぽっちゃり体型の方が向いているともいえます。
マーメイドドレスの特徴を生かし、理想に近いラインのドレスを選びましょう。
「理想に近いラインのマーメイドドレスのシルエットに自分の身体を合わせて着る」というのはイメージが浮かばないかもしれません。
しかし、その着こなし方はコツさえつかめば意外に簡単です。
以下に着こなし方のポイントを挙げてみましょう。
1.ドレスを身体に合わせ、一気に締め付けずに、身体の肉をゆっくりと少しずつ移動させる感覚で着るようにしましょう。
2.ぽっちゃり体型で下腹が出ている方は、無理に矯正下着を着ける必要はありません。
きつめのガードルを着けると食事もとれなくなってしまいます。
ブーケでお腹を隠すように持てばぽっこりお腹は目立ちません。
3.マーメイドドレスの特徴はウエストからヒップの差を強調したシルエットなので、ウエストに比べてヒップはゆったりめで着用しましょう。
ウエストと同じように、ヒップが少し高めに見えるようにお尻の肉を移動させながら着るのがポイントです。
ぽっちゃり体型の女性は、次に挙げるポイントを参考にマーメイドドレスを選んでみてください。
ぽっちゃり体型には、できるだけシンプルなデザインのものを選ぶのがよいでしょう。
ドレスの素材はシルクにすると、すっきりとした印象になり、ぽっちゃり体型が逆にメリハリの利いた見栄えとなります。
ぽっちゃり体型は、どうしても左右に広がるイメージがあるので、上下に通るストレートなイメージを意識してアクセサリーを選んでみましょう。
これによって、ぽっちゃり体型がスレンダーなイメージに近づきます。
上記に加えて、他の花嫁と差をつける着こなし術を紹介します。
ぽっちゃり体型の方がマーメイドドレス特有のラインを強調するため、肩と腕を出したビスチェタイプを選ぶのも良い方法でしょう。
さらに、裾が大胆に広がるドレスにすることで、よりメリハリが利いた着こなしとなります。
マーメイドドレスを美しく着こなすには、それに合うインナー選びも大切です。
マーメイドドレスにふさわしいインナーのポイントについて以下にご紹介しましょう。
1.セパレートタイプのブライダルインナーを着用する
2.バストを高めの位置に固定してボリュームを持たせる
3.伸縮性の高いウエストニッパーでウエストを引き締める
4.ヒップの形を長時間保てるロングガードルを選ぶ
マーメイドドレスの下に着るインナーは、バストからウエスト、ヒップに流れるメリハリの利いたラインを意識して着用することを心がけましょう。
ドレスにはそれぞれのデザインに合う髪型があります。
マーメイドドレスによく似合う髪型を以下に紹介します。
全体的にふんわりとしたボリューム感を出しましょう。
ベールやパールの髪飾りを飾って、海のイメージを演出するのもよいですね。
編み込んだ髪と髪飾りで、大人の雰囲気を醸し出しましょう。
マーメイドラインに合わせ、髪を下ろして人魚のシルエットをイメージしたスタイルが素敵です。
アップスタイルでは、マリンイメージを意識したヘッドドレスで飾ってみましょう。
体型の違いはあっても、それぞれの着こなし方でマーメイドドレスを美しく着ることはできます。
この章では、以下の体型の方でも着こなせるようにそれぞれのマーメイドドレスの着こなし方についてご紹介します。
・身長が低い人の着こなし術
・身長が高い人の着こなし術
・いかり肩の人の着こなし術
身長が低めの女性がマーメイドドレスを着用する場合、ウエスト部分が切り返しタイプのドレスにしましょう。
ウエスト部分の切り返しにより、ヒザの部分が高くなります。
そのため足を長く見せることとなり、身長の低さがカバーできるでしょう。
高めのヒールをはくとより効果的です。
身体のラインを美しく見せるマーメイドドレスは、身長が高めの人ほどラインのメリハリを利かせやすいので、マーメイドドレスの良い点を引き出しやすいといえます。
バストとヒップは思い切ってボリューム感を出し、ウエストニッパーでウエストが引き締めるように着こなすことで、メリハリのある身体のシルエットを演出できるでしょう。
すなわち、身長が高いことを生かした着こなしにすることで、マーメイドドレスの特徴が美しく引き出せるのです。
世間には「なで肩の女性が理想」という見方もあります。
マーメイドドレスに関しても「いかり肩だから似合わない」と思い込んでいる女性は多いのではないでしょうか。
しかし、いかり肩であっても着こなしの工夫でマーメイドドレスを着ることができます。
どうしてもいかり肩が気になる方は、ボレロなど肩のラインを目立たない工夫をすれば問題ありません。
そして、肩のラインを強調しないアメリカンスリーブタイプのドレスにすることで、露出しても肩は目立たないようにすることも可能です。
ウェディングドレスに、マーメイドドレスを選択する女性が増えている傾向があります。
日本人女性の体型が欧米人に近くなってきている現状も後押ししているようです。
ぽっちゃり体型の外国人が、美しくマーメイドドレスを着こなしている画像を見ると、ぽっちゃり体型でもマーメイドドレスは問題なく着られることが分かります。
そこで、マーメイドドレスのことをより深く理解するために、マーメイドドレスの特徴や由来などについて紹介します。
特徴や由来を知ることで、こだわりを持ってドレスを選んだり、愛着を持ちながらドレスを着こなせますよ。
マーメイドドレスとは「身体のラインを強調したタイトなドレス」です。
したがって「身体のラインに自信がないので無理」と、あきらめることはありません。
むしろマーメイドドレスは着こなし次第で、体型を美しく見せることができるからです。
身体のラインを強調し、大人の雰囲気を醸し出してくれるのがマーメイドドレスの特徴といってよいでしょう。
マーメイドラインとは、女性の身体の凹凸を強調し、まるで人魚のように見えるシルエットとして表現した言葉です。
「マーメイド(mermaid)」とは、英語で「人魚」のことです。
つまり「女性らしさを強調した美しさを表現した、マーメイドラインのシルエットで作られたドレス」がマーメイドドレスです。
最近は日本でも好んで着る女性が増えてきており、ウェディングドレスとしてマーメイドドレスを着る花嫁も目立つようになっています。
女性らしさと大人の雰囲気を強調できるシルエットなので、女性の晴れの舞台にふさわしいドレスといえるでしょう。
以上、ぽっちゃり体型の花嫁が着るマーメイドドレスについて、着こなし方を中心にご紹介しました。
ご紹介したポイントは、以下のようになります。
ドレスショップでは、お客様に適したマーメイドドレスをご提案しています。
また、お客様の悩みに対しても、スタッフが親身になってサポートさせていただいております。
この機会に、ぜひドレスショップへご相談・ご予約をしてみてはいかがでしょうか。