「ロールカラーのウェディングドレスってどんなデザイン?」
「ロールカラーが似合うのはどんな人?」
「二の腕のコンプレックスを隠してウェディングドレスを素敵に着たい」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
ロールカラーとは、襟を折り返したようなデザインのウェディングドレスのことです。クラシカルな印象を与えるため、多くの花嫁の人気を集めています。また二の腕などのコンプレックスを隠せるのも魅力です。
本記事では、以下の内容について解説します。
ロールカラーの魅力を知りたい方、自分に似合うドレスを探したい方は、ぜひ最後までお読みください。
ロールカラーとは、襟を折り返したようなデザインのウェディングドレスを指します。映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘプバーンが着用していたことで知られており、クラシカルなドレスの代表格です。
肩が空いているオフショルダーのデザインが多く、顔や肩周りをスッキリと見せてくれます。また襟の幅やデザインも豊富で、選ぶドレス次第では可愛らしくも大人っぽくも仕上げられる点が魅力です。
昔からあるデザインですが、現在でも多くの花嫁に支持されています。
ロールカラーのウェディングドレスの魅力は、以下の3つです。
魅力を理解して、ロールカラーのウェディングドレスを選んでみてください。
ロールカラーは肩から二の腕を包んでおり、露出が控えめです。肩が前回のビスチェデザインに比べると、正統派でクラシカルな印象を与えます。
そのため大人っぽく上品なイメージになりたい方におすすめです。露出が控えめなので、親御様や年配のゲストからも好評です。
またチャペルなどの荘厳な雰囲気の式場に映えるのもポイント。ロンググローブやトレーン(ドレスの裾)が長いデザインと合わせれば、まるでクラシック映画から出てきたような気品あふれる花嫁になれます。
ロールカラーは折り返しの部分が二の腕を隠してくれるため、コンプレックスのある人でも着やすいです。腕を華奢に見せてくれるため、ゲストの近くでも堂々としていられるでしょう。
またバックスタイルがV字のデザインが多く、背中をきれいに見せられるのも魅力です。レースやボタンがついているなどデザインも豊富なので、バックスタイルでも個性を演出できます。
ドレスによってはロールカラーの取り外しが可能で、ビスチェになるデザインが多いです。ちょっとした違いですが、ロールカラーの有無は印象を大きく左右します。
例えば予算的な関係でお色直しができなくても、ロールカラーを取り外せば印象を変えられます。ヘアや小物をチェンジすれば、ドレスを変えなくても違った雰囲気の演出が可能です。
ロールカラーの幅は、主に以下の3種類があります。
幅によって印象が異なるので、自分のなりたい雰囲気に合わせて選びましょう。
細めのロールカラーは、オフショルダーに近いデザインが多いですが、肩周りがふわっとしているのが特徴です。
襟ぐりが浅いデザインが多いので、胸や鎖骨あたりのコンプレックスを隠せます。特に骨格ウェーブで、胸や肩周りの貧相さに悩んでいる方におすすめです。
デザインによってはロールカラーっぽさを感じないため「ロールカラーに挑戦してみたいけれど、あまり目立つものはいやだ」という方でも着用できます。
ただし幅が狭く二の腕は隠れにくいため、コンプレックスを感じている方は中間以上のロールカラーを選ぶと良いでしょう。
ある程度ロールカラーの幅があると、二の腕を隠せます。中間は襟ぐりが深めのデザインが多く、顔周りがスッキリ見えるのがメリットです。
特に骨格ストレートの方は、二の腕にお肉がつきやすく首が短い傾向にあります。そのため気になる二の腕を隠してくれて、余白が多く見える中間以上のロールカラーがおすすめです。
中間の幅はロールカラーの王道デザインで、種類も豊富にある可能性が高いです。そのため自分の好みのデザインを見つけやすいでしょう。
太めのロールカラーは、肩から二の腕がすっぽり隠れるデザインで、より大人っぽくエレガントな雰囲気になれます。
他の幅と比べると個性的なデザインが多く、合わせるブーケや小物次第ではスタイリッシュな印象を与えます。そのため「人と被らないデザインを探している」「自分の個性を表したい」という方におすすめです。
またAラインやプリンセスラインのドレスを選べば、袖とスカート部分のボリュームで全体的にスタイルよく見えます。
ロールカラーは、自分の骨格を考慮して選ぶのがおすすめです。骨格は以下の3種類に分けられます。
骨格とは自分が生まれ持った骨の構造で、ダイエットなど後天的な要因で変わることはほぼありません。骨格によって似合うデザインは異なるので、自分のタイプを知って一番美しく見えるロールカラーを選びましょう。
骨格ストレートの方は、主に以下の特徴があります。
全体的にメリハリがあり、女性らしい体型がポイントです。基本的にロールカラーが得意なので、幅は何でも似合います。
光沢やレースなどの存在感のあるデザインでも、きれいに着こなせるのがメリットです。
ただし首が短い傾向にあるため、できれば襟ぐりが深いデザインを選ぶのがおすすめです。余白が多いほうが、顔や首がスッキリして見えます。
また袖がついているデザインは二の腕の肉感を強調してしまうので、避けたほうが無難です。
骨格ウェーブの方は、主に以下の特徴があります。
体全体が薄めで華奢なのが、骨格ウェーブのポイントです。鎖骨あたりの貧相さをコンプレックスと感じている人が多いので、ロール部分は細め、襟ぐりは狭めのデザインを選ぶときれいに隠してくれるでしょう。
甘めなテイストが得意で、レースやチュールなどの透け感のある素材だと華奢さをアピールできます。
体の薄さを強調してしまうマーメイドラインなどよりも、Aラインやプリンセスラインなどのボリュームのあるデザインのほうが、きれいに着こなせます。
骨格ナチュラルの方の特徴は、主に以下のとおりです。
全体的に骨がはっきりしており、シャープな印象を与えます。ウェディングドレスをスタイリッシュに着こなせるので、ロール部分が太めのものやデザイン性があるものがおすすめです。
骨格ストレートやウェーブが避けがちな個性的なデザインも自分のものにできるのが、最大のメリットです。
ただし7分袖などの中途半端なデザインは、体の角張りを強調してしまうため注意しましょう。
ロールカラーのウェディングドレスに似合う髪型を3つ紹介します。
せっかく自分に似合うロールカラーのウェディングドレスを着ても、髪型が合っていないとチグハグな印象を与えてしまいます。ロールカラーに合う髪型を知って、トータルコーディネートで美しく見せましょう。
正統派でクラシカルなイメージのシニヨンは、ロールカラーと相性抜群です。一口にシニヨンと言ってもさまざまなバリエーションがあり、選ぶスタイルによって印象が大きく変わります。
例えば低めなら大人っぽく清楚、高めなら華やかでプリンセスのようなイメージを与えます。
またチュールやレースなどの甘めなデザインには、後れ毛をたっぷりと残したふわふわなシニヨンがおすすめです。一方シルクなど大人っぽいデザインの場合は、タイトにまとめたツルッとシニヨンが似合います。
シニヨンはクラシカルな印象を与えるので、アクセサリーもティアラや王冠など正統派なものが良いでしょう。
ハーフアップは清楚な印象で、チャペルや格式のある式場にピッタリです。
毛先を巻いて全体的にゆるふわに仕上げれば、まるで映画から飛び出してきたプリンセスに。トップを高めにきちっと結べば、凛とした美しさを印象付けられます。
ティアラやパールのアクセサリーを合わせれば、より正統派を演出できる点もポイントです。
またハーフアップは、ボブやミディアムヘアでも挑戦できます。
夜会巻きはCAなどがやっているヘアスタイルです。ツルッとした髪型で大人っぽさを演出でき「可愛らしい雰囲気は苦手…」という方でも挑戦しやすいでしょう。
よりクラシカルな印象を与えるので、厳かな教会や格式ある式場でも映えるのが魅力です。ボンネ(小さな帽子のようなヘッドドレス)をつけると、よりクラシカルな雰囲気になれます。
シニヨンやハーフアップに比べるとやっている人が少ないので、個性を演出したい方にもおすすめです。
ロールカラーのウェディングドレスは、クラシカルで清楚な印象を与えられます。また二の腕や鎖骨などのコンプレックスもきれいに隠してくれるので、不安がある方も着やすいでしょう。
ロールカラーは幅や素材によって与える印象が異なるため、自分の骨格などを考慮して選ぶと失敗しにくいです。本記事を参考に、ぜひ一番美しく見えるロールカラーのウェディングドレスを見つけてみてください。
THE DRESS SHOPでは豊富な種類のウェディングドレスを取り扱っています。もちろんロールカラーデザインも多数用意しておりますので、興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。