「黒いウェディングドレスって、結婚式で着てもいいの?」
「黒いウェディングドレスっておしゃれだけど、両親や親族がどう思うか心配」
「黒いウェディングドレスの着こなし方を知りたい」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
ウェディングドレスといえば白が定番です。しかし黒は古くからウェディングドレスとして定着しており、近年トレンドのカラーとして再び注目を集めています。
本記事では以下の内容について解説します。
黒いウェディングドレスに興味をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。
黒いウェディングドレスには「あなた以外には染まりません」という意味が込められており、結婚に向けた花嫁の決意を示しています。
16世紀のスペイン宮廷や庶民の間で流行したのが始まりで、以降世界ではウェディングドレスの定番カラーとして定着しました。
日本では黒=喪服のイメージが強いため、演技が悪いとして結婚式では嫌煙される傾向にあります。しかし黒いウェディングドレス自体はマナー違反でなく、近年のトレンドです。
ただしマナー違反ではないといっても、ゲストの中には黒いウェディングドレスに抵抗がある方もいるでしょう。特に年配の方が多い場合は、悪い印象を与える可能性があります。
黒いウェディングドレスを着たいと考えている方は、事前に両家に相談しておくと安心です。
白のイメージがあるウェディングドレスですが、近年は黒を選ぶ花嫁も増えています。
黒いウェディングドレスが選ばれる理由は、主に以下のとおりです。
それぞれ理由を確認します。
黒はシックで大人っぽい印象を与えられるカラーのため、レースやビジューなどが施されていないシンプルなデザインでも存在感があります。シルクなどのツヤっとした生地であれば、高級感も与えられるでしょう。
また素材やデザイン次第では、エレガントさも演出できます。例えばスカート部分にチュールを使ったウェディングドレスを選べばシックになりすぎないため、可愛らしさも取り入れたい方におすすめです。
黒いウェディングドレスは、大人っぽさとエレガントさを兼ね備えている点が魅力といえます。
黒いウェディングドレスを着ると、高級感のあるスタイリッシュな印象に仕上げられます。また黒の色が持つ視覚効果で、花嫁を細く見せてくれる効果が期待できるのも魅力です。
特にウェディングドレスは身体のラインや肌の露出が増えるので、体型に悩みがある場合はデザインを迷う花嫁も多いでしょう。
そこで黒いウェディングドレスを選べば、うまくコンプレックスを隠してくれます。例えば二の腕の太さが気になるなら、袖ありのウェディングドレスを選ぶと良いでしょう。
日本では白が一般的なので、ウェディングドレスで黒を選ぶ花嫁は少数派です。そのため結婚式で黒のウェディングドレスを着れば、個性を演出できます。
周りと差をつけられるので、参列者にとっても思い出に残る特別な結婚式になるでしょう。
自分らしい結婚式を挙げたい花嫁は、黒のドレスを検討してみてはいかがでしょうか。
ウェディングドレスの色選びのコツを知りたい人は、以下の記事も併せてお読みください。
ウェディングドレスで白以外はあり?色選びのコツを紹介します!
結婚式で黒いウェディングドレスを着用するのは、マナー違反ではありません。ただし親族や参列者に配慮して色を選ばないと、あとで揉める原因になる可能性があります。
黒いウェディングドレスを選ぶときに押さえておきたい注意点は、以下のとおりです。
それぞれの注意点を解説します。
黒いウェディングドレスを選ぶときは、結婚式場の雰囲気と合わせるのが大切です。
例えば個性的なコーディネートや演出を積極的に取り入れたテーマウェディングなら、黒いドレスとの相性が良く活躍できる場面が多いでしょう。
またロマンチックな演出が叶うナイトウェディングなら、窓の夜景やキャンドルで装飾された会場の雰囲気と黒いドレスがマッチしてくれます。
両親や親族の目が気になるなら、友人が中心の2次会で着るのがおすすめです。2次会ならドレスの選択肢も広がるので、気兼ねなく黒い衣装を着用できるでしょう。
黒いウェディングドレスを選ぶときは、どのようなイメージに仕上げたいのか決めておきましょう。
例えば大人っぽくしたかったり可愛くしたかったりなど、理想の花嫁像がありますよね。具体的なイメージがある場合は、イメージを軸にウェディングドレスを選ぶのがポイントです。
ウェディングドレスに合わせる小物やシューズでも印象が変わるため、事前に理想を固めておきましょう。
黒いウェディングドレスは、素材や形によって印象が大きく変わります。
例えばレースやオーガンジーなどは、結婚式らしい華やかな印象を与えます。またシルク製などの程よく光沢感のある素材を選べば、高級感のある印象に仕上がるでしょう。
またビジューやスパンコールなどの装飾でも、見た目の印象は変わります。華やかな印象にしたいならビジューやスパンコールなど、装飾がふんだんに施されたドレスがおすすめです。
Aラインやマーメイドラインなど形によっても印象が変わるため、自分に合うシルエットを探してみましょう。
結婚式の主役は、新郎新婦です。挙式中は新郎新婦が並ぶシーンも多いので、新郎が着る衣装との相性を考慮しましょう。
ふたりの衣装に統一感を持たせれば、新郎新婦が並んだときに仲の良さも演出できます。
ただし新郎新婦がふたりで並んだときに黒の面積が多いと、暗い印象を与える可能性があります。
暗い印象を避けるには、袖なしやデコルテが大胆に開いたデザインのウェディングドレスを選んで抜け感を作るのがおすすめです。
新郎の衣装とのバランスは意外に忘れがちなので、黒いウェディングドレスとタキシードの相性をしっかり確認しておきましょう。
結婚式で黒いウェディングドレスを着用する花嫁はまだまだ少ないので、自分らしい着こなし方が分からない人もいるかもしれません。
結婚式は特別な日なので、後悔を残さないためにも自分に合う着こなし方を見つけたいですよね。
ウェディングドレスの黒を着こなすポイントは、以下のとおりです。
1つずつ見ていきましょう。
全体を引き締める黒いウェディングドレスは、大人っぽく落ち着いた印象になりがちです。華やかさをプラスしたいなら、ヘッドドレスを合わせるのはいかがでしょうか。
例えばパールをたっぷりあしらったヘアアクセサリーや、煌びやかなティアラなどがあります。可愛らしい要素をプラスしたいなら、小花を全体にあしらうのも素敵です。
ドレスを引き立てるヴェールの選び方を知りたい人は、ぜひこちらをご確認ください。
アクセサリーやシューズなど小物で、アクセントを加えるのもおすすめです。黒いウェディングドレスはシックなので、アクセサリーやシューズなどの小物がよく映えます。
例えばパールのピアスやネックレスを合わせると、黒と白の対比で華やかさが増します。軽やかさを出したいなら、シルバーのアクセサリーを合わせるのもおすすめです。
シューズは白やベージュなど控えめな色を選ぶと足元に軽やかさがプラスされ、重たい印象になりません。
グローブやボレロなど、他の小物の選び方を詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご確認ください。
ウェディングドレスのボレロはレンタルできる?種類や選び方をご紹介
ウェディングドレスに合わせたいサッシュベルトの種類や選び方をご紹介
黒いウェディングドレスには何色のブーケでも似合いますが、色味は抑えたほうが統一感がでておしゃれな印象になります。
赤やショッキングピンクなど、ぱきっとしたカラーがお好みの方もいるでしょう。しかし黒は濃く存在感があるため、ブーケまで強いカラーだとウェディングドレスが目立ちません。
黒いウェディングドレスの魅力を最大限に引き出すには、白やくすみカラーなどの花を合わせるのがおすすめです。
詳しい色選びは、以下の記事をぜひご確認ください。
ウェディングドレスに合わせるブーケの種類や相性の良い衣装をチェック
結婚式で黒いウェディングドレスを着てもマナー違反ではありません。しかし挙式スタイルとの相性は確認しておきたいところです。
黒いウェディングドレスが映えるシーンには、次のようなものがあります。
1つずつ解説します。
ナイトウェディングは、夜におこなわれる結婚式のこと。昼間とは異なる雰囲気で式を挙げられる点が注目を集めています。
ナイトウェディングを選ぶメリットは、イルミネーションやキャンドルといった夜ならではの演出でロマンチックな雰囲気を作れる点です。
夏に結婚式を挙げるなら、夜空を花火で華やかに彩るのも素敵です。
周りを気にせず黒いウェディングドレスで結婚式を挙げたいなら、新郎新婦や親族だけの挙式スタイルを選ぶのはいかがでしょうか。
参列者は親族だけなので、花嫁も黒いウェディングドレスを気兼ねなく着用できます。
新郎新婦や親族だけの挙式スタイルは、結婚式の場所や日取りを決めやすかったり準備が楽だったりなどメリットも多いです。
また披露宴をおこなわないので、一般的な結婚式より費用を抑えられます。
ゲストの目が気になる場合は、前撮りで黒いウェディングドレスを着用するのがおすすめです。
前撮りなら撮影場所やポーズも自由に決められるので、思い出に残る写真撮影ができます。親族全員で前撮りできるプランもあるため、家族にとっても思い出深い写真を残せるでしょう。
前撮りの撮影場所や時期を知りたい人は、以下の記事を併せてご確認ください。
前撮りのドレスはどうしてる?撮影場所や時期、活用方法をご紹介
黒いウェディングドレスのおすすめブランドは、以下の3つです。
それぞれの魅力を解説しますので、ぜひドレス選びの参考にしてください。
PRONOVIAS(プロノビアス)の「Tourmaline」は、上質なミカドシルクを使用した立体的なワンショルダーが目を惹くデザインです。
程よいボリュームのAラインとシンプルなハートカップビスチェがポイント。バックスタイルは背中からスカートの裾にかけてくるみボタンが連なっており、クラシカルで上品な印象を与えます。
素材が高級でデザインもインパクトがあるため、装飾がなくても華やかさと美しさを感じられるウェディングドレスなので、「素材やデザインで上品さや大人っぽさを演出したい」とお考えの方におすすめです。
LAZARO(ラザロ)の「VERONICA」は、グリッターのキラキラ感が華やかなデザイン。トップがビスチェタイプで、ブラックドレスでも重たいイメージになりにくいです。
ナイトウェディングで着用すると、よりグリッターのキラキラ感が映えます。
またAラインは比較的似合う体型を問わないため、スタイルにコンプレックスをお持ちの方でも着やすいでしょう。グリッターは海外でトレンドのため、流行に乗りたい方にもおすすめです。
Reem acra(リーム・アクラ)のブラックドレスは、スレンダーラインでながらもスカートにたっぷりとフリルをあしらっているため、程よいボリューム感があります。
上半身はレース素材でスカートのフリルも透け感があり、ブラックドレスながらも軽やかさを感じられるデザインがポイントです。
大人っぽさとガーリーさの両方を叶えたデザインで、ゲストの目を惹いてみてはいかがでしょうか。
黒いウェディングドレスは近年のトレンドで、大人っぽさやエレガントさを演出できます。しかし日本では黒=喪服をイメージする人も多く、結婚式での着用に良くない印象を持つ方も一定数います。
黒いウェディングドレスを着たい場合は、前もって両家に相談しておくことが大切です。
本記事で紹介した選び方や映えるシーンを参考に、ぜひお気に入りの黒いウェディングドレスを見つけましょう。
運命の一着をお探しの方は、ぜひTHE DRESS SHOPのご利用をご検討ください。THE DRESS SHOPでは、国内外のブランドを豊富に取り扱っています。
10万円〜レンタルが可能なため、予算やお好みに合わせたデザインが見つかるでしょう。
来店相談や試着は無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。