結婚式で花嫁が持つブーケの選び方が分からない人もいるかもしれませんね。

今回は、ウェディングブーケの種類や相性の良い衣装をご紹介します。

ブーケ選びでよくある質問もご紹介しているため、結婚式の準備を進める人は参考にしてください。

ブーケの基本的な種類5つ

ウェディングドレスに合わせるブーケには、豊富な種類があります。

ブーケは、ウェディングドレスとの相性があるので組み合わせ方も考慮して選ぶことが大切です。

主なブーケの種類は、次のようなものがあります。

• ラウンドブーケ
• オーバルブーケ
• キャスケードブーケ
• クレッセントブーケ
• クラッチブーケ

それぞれの特徴を確認していきましょう。

1.ラウンドブーケ

 

ウェディングドレスに合わせる定番ブーケといえば、丸いドーム型のラウンドブーケです。

半円形に寄せて作られているので花が密集しており、見た目が華やかな印象に仕上がります。

ラウンドブーケでよく使用される花の種類は、バラやシャクヤク、カーネーションなどです。

選ぶ花によって、可愛くしたりナチュラルにしたりなどアレンジを効かせられるのもポイントですね。

2.オーバルブーケ

ラウンドブーケより大きいサイズのブーケが好みなら、オーバルブーケがおすすめです。

横に広がる楕円型のシルエットで、より華やかな印象に仕上げられます。

正面でオーバルブーケを持てば、ウエストがうまく隠れるのもうれしいポイントです。

よく使われる花には、バラやシャクヤク、カラー、ラナンキュラスなどがあります。

3.キャスケードブーケ

下に流れるような縦長のシルエットが特徴的な定番ブーケが、キャスケードブーケです。

大ぶりの花やグリーンを組み合わせて作られることが多く、存在感を出したいときに適しています。

キャスケードブーケによく使われる花は、ユリやアマリリス、ランなど大ぶりのものが一般的です。

大ぶりの花やグリーンを使うことで格式高い印象に仕上がるので、厳格な教会式で合わせられます。

4.クレッセントブーケ

クレッセントは、英語で三日月を意味する言葉です。

緩やかに曲線を描くシルエットが三日月に見えることから、クレッセントブーケと名付けられました。

ラウンドブーケやオーバルブーケほど定番ではないものの、個性を出したいときに最適です。

グリーンをメインに花をあしらえば、すっきりとした大人っぽい印象に仕上がります。

正面で持てばスカート部分が隠れないので、装飾の多いウェディングドレスとの相性も抜群です。

5.クラッチブーケ

花嫁が掴める長さで茎を切り揃えて束ねたものが、クラッチブーケです。

ほかのブーケと比べると茎の部分が長く、縦のラインを強調したシルエットに仕上がります。

花を集めて束ねたような見た目で作り込まれた印象はないため、レストランやガーデンなどリラックス感のある会場とマッチしてくれるのも特徴です。

クラッチブーケでよく使用される花には、バラ、ガーベラ、チューリップなどがあります。

ナチュラルなブーケを合わせたいなら、クラッチブーケを検討してみてはいかがでしょうか。

 

スタイル別！相性の良いブーケは？

ドレスに合わせるブーケはさまざまな種類があるので、選ぶときに迷う花嫁も多いでしょう。

ウェディングドレスとブーケの組み合わせ方に決まりはないので、自分好みのものを選べます。

ただドレスに合わないブーケを選んでしまうと、理想の花嫁姿からかけ離れることも多いです。

ここでは、ウェディングドレスのスタイル別に相性の良いブーケの種類をまとめました。

ブーケを選ぶときの参考にしてくださいね。

Aラインの場合

ウエストから裾にかけて緩やかに広がるAラインはベーシックなデザインのものが多いので、あらゆるブーケに合わせやすいといわれています。

ただ全体的にシンプルにまとめたいなら、ラウンドブーケやオーバルブーケを選ぶのがおすすめです。

アクセントをつけたいなら、存在感のあるキャスケードブーケやクレッセントブーケが適しています。

ブーケに使う花の種類でも印象は変わるので、仕上がりイメージを想像して選びましょう。

Aラインの特徴を詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください。

ドレスを選ぶ際に知っておきたい王道のAラインドレスの特徴をレンタルドレス専門店が解説

マーメイドラインの場合

ひざ下から人魚の尾ひれのように大胆に広がるマーメイドラインのドレスには、丸型よりも細めのシルエットのブーケを選ぶのがおすすめです。

たとえば、茎を切り揃えて束ねたクラッチブーケを選べばスタイリッシュな印象に仕上がります。

個性を出したいなら、三日月型のシルエットが目を惹くクレッセントブーケが最適です。

結婚式の会場が厳格な教会であれば、横にふんわり広がるオーバルブーケを選ぶのがいいでしょう。

マーメイドラインの着こなし方を知りたい方は、こちらをご確認ください。

マーメイドドレスはぽっちゃり体型でも大丈夫？着こなし方を紹介！

エンパイアラインの場合

胸下からストンと落ちるシルエットのエンパイアラインには、ナチュラルなブーケがおすすめです。

ナチュラルな印象に仕上がるブーケは、キャスケードブーケやクラッチブーケがあります。

周りと差をつけたいなら、三日月型のクレッセントブーケを選ぶのもいいですね。

グリーンをメインにブーケを作れば、落ち着き感のある大人っぽい印象に仕上がります。

ウェディングドレスに華やかなブーケを合わせたいなら、大ぶりの花を使用するのがいいでしょう。

プリンセスラインの場合

ウエストからふんわり広がるプリンセスラインには、丸みを帯びたブーケがおすすめです。

たとえば、格式高い教会で結婚式を挙げるならラウンドブーケやオーバルブーケがいいでしょう。

個性を出すなら、下に流れるキャスケードブーケや三日月型のクレッセントブーケが最適です。

ただキャスケードブーケやクレッセントブーケは少しカジュアルな印象があるので、ウェディングドレスや会場の雰囲気を考慮して選びましょう。

スレンダーラインの場合

縦のラインを強調する細身のスレンダーラインには、同じく細身のブーケとの相性が抜群です。

たとえば、会場がレストランやガーデンなら茎を切り揃えて束ねたクラッチブーケが適しています。

ドレスに華やかさを添えたいなら、花やグリーンが下に流れるキャスケードブーケがおすすめです。

大ぶりの花を選べば、より一層華やかさが増すので写真映えが良くなるのもうれしいポイントですね。

ウェディングドレスのよくある失敗談6つ！後悔しない選び方を解説

ブーケ選びでよくある質問3選

ウェディングドレスに合わせるブーケを選ぶとき、分からないことも出てきますよね。

ただ疑問や不安を残したまま準備を進めると、後悔することもあるかもしれません。

後悔しないためにもブーケに関する疑問や不安を解消したうえで、準備をすることが大切です。

ブーケ選びでよくある質問をまとめたので、結婚式の準備を進める際の参考にしてくださいね。

1.季節は考慮したほうがいいの？

ブーケは結婚式の季節にマッチするものを選ぶと、季節感のある着こなしが完成します。

また季節の花を使えば費用を節約できるメリットもあるので、季節を考慮するのがおすすめです。

たとえば、春はバラやスズラン、シャクヤク、夏はアジサイやユリ、ひまわりなどが適しています。

秋はコスモスやダリア、ピンポンマム、冬はチューリップ、スイートピーなどがおすすめです。

2.ブーケはどのように準備するの？

ブーケを準備する場合、式場を通して依頼する方法と花屋などに直接外注する方法があります。

たとえば、式場を通してブーケを依頼する場合、費用は2〜5万円で相場よりやや高めの設定です。

ただブーケのバリエーションが豊富であるため、自分好みのものを用意できるメリットがあります。

式場と提携している花屋に依頼するので、スムーズに対応してくれるのも魅力です。

一方、花屋などに直接外注する場合、費用は1〜3万円でコストを抑えられるメリットがあります。

ただ、式場によっては持ち込みがNG、もしくは有料になる場合があるので、事前に確認しましょう。

3.ブーケは手作りしてもいいの？

式場を通して依頼したり直接外注したりすると、どうしても費用がかかります。

ブーケの費用を少しでも抑えたいなら、手作りしたいと考える花嫁もいるのではないでしょうか。

花屋で用意しなければいけないといった決まりはないので、自分で手作りしても問題ありません。

中には、「自分で手作りした！」「友達に作ってもらった！」という花嫁もいます。

生花であれば予算は5,000～1万円程度で、造花を選べば3,000円程度に収まることも多いです。

ブーケの費用を節約したいなら、ブーケを手作りする方法を検討してみるのもいいですね。

ブーケと一緒にウェディングドレスも手作りしたい方は、こちらをご確認ください。

ウェディングドレスを手作りしてみたい！費用はどのくらいかかる？

まとめ：ウェディングドレスに合わせてブーケを選ぼう！

この記事では、ウェディングドレスに合わせるブーケの選び方についてご紹介してきました。

ポイントは、以下のとおりです。

• ウェディングドレスのスタイルによって相性の良いブーケは異なる
• ブーケは結婚式の季節にマッチした花を選ぶと季節感を演出できる
• 自分でブーケを作れば費用を抑えられる

ザ・ドレスショップでは、ウェディングドレスのレンタルサービスを提供しています。

王道の形から個性的なものまであらゆるデザインのドレスを用意しているため、新婦が理想とするウェディングドレスを見つけられるはずです。

来店予約も受け付けているため、ブーケ選びに迷っているなら実際に来店して相談してみてはいかがでしょうか。