結婚式は二次会までやりたいところですが、気になるのはその費用ですよね。
今回は結婚式二次会の費用相場を解説します。
費用の内訳や会費の相場、ゲストによって会費が異なる場合の理由、疑問点、節約方法まで紹介するため、結婚式を考えている人はぜひ参考にしてください。
まずは結婚式二次会の費用をイメージするために、相場から解説します。
必要となる費用の相場は、「会場はどこか・どれほどの人数のゲストを招待するのか」などで変化するものです。
全体での費用目安は約45万〜55万円。
二次会のゲスト人数の平均は47人ほどだといわれています。
そんな結婚式二次会に必要な費用の内訳や会費の相場、男性と女性で会費が異なる場合がある理由、地域差による違いを詳しくチェックしていきましょう。
必要な費用の内訳は、以下のとおりです。
<幹事代行業者の費用……約11万円(景品代などを含む場合も有)>
こちらは二次会のゲスト人数の平均である47人で計算された数値での内訳です。
そのほか、音響設備・映像設備代や招待状代などもかかります。
さまざまな条件で異なるため、おおまかな金額や費用内容の目安として確認しておきましょう。
結婚式の際にはゲストが個々でご祝儀を持参します。
結婚式二次会ではそれとは違って、集める金額を事前に明確にしておく会費制をとっている場合が多いようです。
結婚式二次会で集める会費の相場は5,000〜1万円ほどの範囲で、5,000〜7,000円程度が主流だといわれています。
ゲストの負担を考えると、あまり高くはしたくないのが本音ですよね。
しかし、安くし過ぎてコストを削減した結婚式二次会にすると、ゲストにとっても主催者側にとっても満足感のないものになってしまいます。
そのため、金額の設定には十分な考慮が必要です。
結婚式二次会で集める会費は、男性と女性とで異なる場合があります。
会費が異なる場合がある理由は、一般的に男性のほうが食べる量が多いため、食事代がかかるためです。
また、男性はスーツの使い回しができるものの、女性はドレスを購入しなければならないことなど、女性のほうが出席する際の諸費用がかかっていることも考慮されています。
二次会によってそれぞれに差をつけるかで異なりますが、差がある場合には1,000円ほどの差をつけるケースが多いようです。
会費は地域差による相場の違いもあります。
関東や関西、東海などは7,000円ほどの地域が多く、やや高めの傾向です。
北海道や甲信越、九州などの結婚式二次会は会費の相場が安く、4,000円ほどでした。
それぞれの地域では結婚式二次会会場に支払う費用の相場も違います。
2014年のぐるなび調査によると会場への支払い相場も関東や東海が高く28万円(平均ゲスト人数:約50人)ほどで、北海道(平均ゲスト人数:約35人)や九州(平均ゲスト人数:約39人)などは17万円ほどでした。
結婚式二次会の費用を決定する際に、疑問に思いやすいポイントは以下のとおりです。
疑問に思うことを解消して、不安なく結婚式二次会の費用を決められるように、それぞれのポイントを理解していきましょう。
結婚式二次会でかかる費用はゲストから集める会費などで補います。
それでは、新郎新婦の費用負担はどの程度にするといいのでしょうか。
基本的な自己負担額の計算式は、以下のとおりです。
(二次会の自己負担額=費用の総額-会費の総額)
費用総額45万円でゲストから集めた会費の総額が35万円なら、新郎新婦の費用負担は10万円だと計算できます。
結婚式二次会の会費を集めるときに、幹事とほかのゲストとは差をつけることがあります。
たとえば、幹事の会費は低めに設定したり、無料にして新郎新婦が負担したりするといった具合です。
幹事を引き受けてくれた方に対しては多くの方がその大変さを理解しており、会費に差があっても納得してもらいやすいでしょう。
会費のほか、幹事や司会を引き受けてくれた方には謝礼を贈る場合やお礼のプレゼントを贈ることもあります。
披露宴からの参加者は、すでにご祝儀の金額を負担しています。
結婚式二次会にも参加するとさらに会費を支払うことになり、費用の負担が大きくなってしまうでしょう。
そのため、披露宴に出席しているかで会費の金額に差をつける場合があるようです。
しかし、「披露宴後に二次会へ出席するかは本人の判断のため、差をつけるのは納得できない」と感じるゲストもいます。
差をつける場合でも、ほかのゲストにわからないようにする配慮が必要です。
ゲストや新郎新婦の費用負担をできるだけ減らすためにも、結婚式二次会の費用は抑えたいところですよね。
結婚式二次会の費用を抑える方法は、以下のとおりです。
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
結婚式二次会でも、ドレスなどの新郎新婦の衣装代が必要です。
結婚式や披露宴で着たものを使いまわしても、レンタルの延長料金がかかる場合があります。
安くレンタルできるところで用意するなど、衣装にかかる費用を抑える工夫をしましょう。
ゲストによっては、新郎新婦の衣装代を会費で支払うことに納得できないという意見もあります。
そのため二次会の衣装代は、新郎新婦の自己負担としておいたほうが無難かもしれません。
自身の負担を減らすためにも、安くレンタルできるショップなどでの用意がおすすめです。
結婚式二次会の費用を抑えても、ゲストの満足度まで下げてはいけません。
二次会のゲームの景品を豪華にすると、効果的に満足度を上げられるでしょう。
なるべく満足度を下げず景品代を節約するためには、上位への景品を豪華にして、下位の景品で費用を抑えるのがおすすめです。
しかし、景品の数が少ない場合にも不満になる場合があります。
目玉商品にお金をかけすぎず、バランスを考えるようにしましょう。
結婚式二次会の費用を抑えるには、手作りや持ち込みでの費用削減もおすすめです。
会場ですべて用意するのではなく自分たちで用意することで、コストパフォーマンスを良くできます。
たとえばプチギフトは専門サイトなら、1個100円からの安くてかわいいギフトも選択が可能です。
手間はかかるものの、手作りの品物をプチギフトにするのもいいでしょう。
結婚式二次会をおこなう会場によっては、お得な特典がついた二次会プランを打ち出している場合があります。
新郎新婦と幹事の料金を無料にしてくれたり、音響機材の使用料を無料にしてくれたり、割引付きのプランがあったりなど、特典はさまざまです。
二次会会場の候補が決まっていない場合には、それぞれの特典や割引も考慮して会場を選びましょう。
今回は結婚式二次会の費用をご紹介しました。
ポイントをもう一度おさらいしましょう。
費用負担を減らすには、ドレスなど新郎新婦の衣装代の削減などがおすすめです。
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