ウェディングドレスを選ぶ際、ドレスが似合わないと感じていると困ってしまいますよね。
今回は個性に合ったドレスの選び方を解説します。
ヘアメイクやブライダルインナーでアレンジする方法も紹介しますので、ドレス選びで迷っている人は是非参考にしてください。
ドレスが似合わないと思っている人は、実はまだ似合うドレスに出会っていないだけなのではないでしょうか?
どんなドレスが自分に似合っているかを知るのは、実はそんなに簡単なことではありません。
ドレスは日常的に着る機会があまりない服だからです。
ドレスが似合わない理由として考えられるのは次の3つでしょう。
それぞれの理由についてくわしく解説します。
ドレスが似合わない理由として多いのは、シルエットやデザインが合っていないことです。
自分が気になっているところをあまり見せたくないという気持ちが、結果的に逆効果となってしまうことがあります。
例えば、ウエストラインが気になる場合に、ウエストの位置に凝ったデザインの施されたドレスを着ると、余計にウエストラインが目立ってしまう可能性があります。
すっきりしたシルエットのシンプルなデザインが似合っているのに、自分では気づけないというケースもあるでしょう。
「これは似合わない」と先入観を持たずに、いろいろ試しながら、似合うドレスに出会う努力をすることも必要です。
ドレスが似合っていないと感じてしまう理由のひとつとして、似合わない色のドレスを選んでいるケースがあげられるでしょう。
温かみのある白、クールな白、かすかにパステルがかっている白など、一口に白といってもいろいろな色味があります。
カラフルなドレスもたくさんラインナップされているでしょう。
人にはそれぞれのパーソナルカラーがあるため、自分に合ったカラーのドレスを選ぶことが大切です。
パーソナルカラーは四季になぞらえて、以下の4つに分けられます。
それぞれのタイプに似合うドレスの色については次の章でくわしく解説します。
ウェディングドレスを着ることが人生のひとつの夢だったという方もいるでしょう。
それだけについ理想の姿を追い求めすぎてしまって、似合うドレスと出会えないケースも考えられます。
着たいドレスと自分に似合うドレスが一致しない場合もあるでしょう。
理想は理想として置いておき、理想から離れてみることで、想像したことのない素敵なドレスとの出会いがあるかもしれません。
自分にはドレスは似合わないと、諦めてしまってはいませんか。
ドレスが似合わないのではなくて、まだ自分に似合うドレスに出会っていないだけというケースが考えられます。
諦める前にすべきことがあるでしょう。
それは自分の個性や特徴を知ること、そして自分の個性に合ったドレスを見つけることです。
そのためにやるべきことは次の2つにまとめることができます。
それぞれくわしく説明します。
似合うドレスを見つけるためには、自分の体型と顔型に合ったドレスを知ることが欠かせません。
そのためにはまず自分がどんな体型と顔型なのかを知る必要があります。
体型と顔型は骨格と筋肉や脂肪の付き方によって決まるものであり、骨格は大人になってからは大きな変化はありませんが、筋肉や脂肪は日々変化します。
現在の自分の体型と顔型を基準として、ドレスを選ぶといいでしょう。
体型と顔型によって、ストレートタイプ、ウェーブタイプ、ナチュラルタイプに分かれます。
それぞれのタイプに似合うドレスについては、次の章でくわしく解説します。
似合うドレスを選ぶためには、自分のパーソナルカラーに合った色のドレスを知ることが大切です。
パーソナルカラーは、以下の4つに分類できます。
それぞれのパーソナルカラーに似合う色について解説します。
パーソナルカラーを意識しながら、いろいろ試着してみて、自分に合った色のドレスを見つけてはいかがでしょうか。
スプリングカラーは明度の高いクリアーなイエローやフレッシュグリーンがベースカラーになっており、可憐なタイプに似合う色です。
サマーカラーはパステル系のブルーやピンクがベースカラーで、上品なタイプに似合う色といえます。
オータムカラーはブラウン系、ダークグリーン系がベースカラーで、包容力のあるタイプに似合うカラーです。
ウインターカラーはブルーやモノトーンなどがベースカラーで、シックで知的なタイプに似合うカラーといえるでしょう。
自分はドレスが似合わないという思い込みを解消するためには、似合うドレスを見つけることがいちばんです。
自分がどんな体型のタイプであるのかを知ったうえで、体型に合ったドレスを選ぶのがいいでしょう。
体型は大きく分けると、ストレート・ウェーブ・ナチュラルという3つのタイプに分類できます。
ストレートタイプの特徴は以下です。
ウェーブタイプの特徴は以下です。
ナチュラルタイプの特徴は以下です。
それぞれの項目のミックス型という方もいるでしょう。
当てはまっている項目が多かったものや自分が特に気になるパーツを中心にして、自分に近いタイプを当てはめていきます。
ここからはそれぞれのタイプに合うドレスを解説しましょう。
ストレートタイプはメリハリがあって、存在感のある体型といえます。
ゴージャスな雰囲気のドレスを着こなすこともできますが、基本的にはオーソドックスな正統派のドレスが似合う可能性が高いでしょう。
繊細な装飾が施されているドレスよりもシンプルなドレス、もしくは大胆なデザインのドレスがおすすめです。
以下のタイプのドレスもオススメです。
さまざまなタイプのドレスを着こなせる可能性が高いので、いくつか試着してみてください。
華奢なイメージのあるウェーブタイプは、体型の特徴を活かしたすっきりとしたラインのドレスを選ぶといいでしょう。
存在感のある派手なデザインよりも、繊細さや優美さが漂うさりげないデザインが似合う可能性が高いです。
上半身の華奢なイメージとメリハリをつけて、下半身はボリューム感のあるシルエットにすると、華やかさをアピールできます。
以下のドレスがオススメです。
あまりシンプルにしすぎると、物足りない印象を与える可能性もあるので、繊細な刺繍を取り入れるなど、工夫するといいでしょう。
シャープな存在感を備えているナチュラルタイプは、スタイリッシュなドレスやすっきりとしたシルエットのドレスが似合います。
素材も装飾を抑えめにした、シンプルでナチュラルなドレスがおすすめです。
ドレスのタイプは、以下の物がオススメです。
ラフさを取り入れた個性的な着こなし方をしても似合うのがナチュラルタイプの特徴です。
普段着の延長線上にあるようなドレス、ナチュラルな魅力をそのまま伝えてくれるドレスを選ぶのもいいでしょう。
ドレスが似合うか似合わないかを決める重要な要素は、ドレスのトータルの形だけではありません。
ネックラインも大きなポイントになります。
ウェディングドレスのネックラインのおもな種類は以下の8つです。
ここではこの8つのネックラインを4つのタイプに分類して説明します。
ネックラインのなかでも万能型なのがラウンドラインです。
首回りの形が日常的に着ている洋服に近く、デコルテのラインが鎖骨よりも上にくるため、ストレート、ウェーブ、ナチュラルなど、すべてのタイプの方が着こなしやすいネックラインといえます。
ドレスの素材やデザインでさまざまな演出を施すこともできるでしょう。
胸元をあまり出したくないという方にもおすすめのネックラインです。
首筋や胸元をすっきり見せるネックラインは3つあります。
スクエアラインとVネックラインとボートネックラインです。
それぞれ解説します。
スクエアラインは胸元の四角形のフォルムが際立つデザインになっているため、丸顔や胸元のふくよかさを気にしている方におすすめしたいネックラインといえます。
クラシカルな雰囲気もスクエアラインの魅力といえるでしょう。
Vネックラインは胸元がV字型にあいているデザインになっていて、直線的なシャープなラインがクールさとセクシーさを演出してくれるネックラインです。
首が長く見えて、すっきりとしたラインになるので、首の短さや胸の厚みを気にしている方におすすめできるデザインになっています。
顔のラインがすっきり見えることから、近年、注目が集まっているネックラインです。
ボートネックラインは首元のところに横に真っ直ぐのラインができる点が特徴的で、面長の方におすすめのネックラインといえるでしょう。
ナチュラルでシンプルなデザインが多くの方に支持されています。
上品さを引き立てるネックラインはストレートビスチェとホルターネックラインです。
それぞれ解説します。
ストレートビスチェは肩の露出部分が多めですが、さまざまなタイプの方が合わせやすいデザインになっており、ラウンドラインと並ぶ定番のネックラインといえるでしょう。
純白のドレスと肌との対比が鮮やかで、気品を演出してくれます。
ホルターネックラインはデコルテのひもになっている部分を首にかけて着用するネックラインです。
首のネックレス状のひもと背中が大きく開いた洗練されたデザインが特徴といえます。
二の腕や背中が強調されるので、華奢な体型の方に向いたネックラインです。
可憐さを引き立ててくれるネックラインが、ハイネックラインとハートビスチェです。
それぞれ解説します。
ハイネックラインは可憐さに加えて、清楚さや気品が漂うネックラインでもあります。
肩の広さが気になる方や背の高い方におすすめです。
できるだけ露出する部分を抑えたいと考えている方にも人気のネックラインといえるでしょう。
ハートビスチェは胸元にハート型のラインができるデザインになっており、キュートさを演出できます。
ウェディングとハートマークのデザインは相性がいいこともあって、人気の高いネックラインのひとつです。
ハートビスチェが似合うのは胸にボリューム感のある方でしょう。
可憐さとともに豊かさや優美さを演出できます。
いろいろと探してみても、なかなか似合うドレスに出会えない場合もあるでしょう。
しかし「ドレスは似合わない」と諦めるのは早すぎます。
髪型やメイクをいつもとは違うアレンジにしてみることで、印象が大きく変わることがあるからです。
また、ブライダルインナーを活用することで、体型の気になっていた部分をカバーすることも可能になります。
「ヘアメイクを変えてみる」と「ブライダルインナーで調整する」という2つの方法について解説しましょう。
ドレスが似合わないと困っている際に、ヘアメイクを変えてみることで雰囲気が大きく変わり、ドレスがなじむケースもあります。
ウェディングドレスは普段着とは違って、華やかなデザインが多いため、いつもどおりの髪型やメイクのままで試着すると、ドレスの存在感に負けてしまう場合も出てくるでしょう。
似合わないのは、普段のヘアメイクのままで試着しているからかもしれません。
試着する時点で本番の結婚式をイメージして、ヘアメイクを変えて臨むと、似合うドレスが見つかる可能性が大きくなるでしょう。
普段よりも派手なヘアスタイルや濃いメイクにしてみるのがポイントです。
いくつかのパターンのヘアメイクにして、何度かに分けて試着するというやり方もあります。
ドレスが似合わないと感じた理由が体型に関することである場合は、ブライダルインナーで調整する方法があります。
ブライダルインナーの補正力を利用し、しっかりフィットした着用をすることで、バスト・ウエスト・ヒップなど、さまざまな部分の悩みを軽減する効果を期待できるでしょう。
もちろん補正できる範囲は限られていますが、正しく着用することでドレスの着こなしも向上します。
ブライダルインナーが合っていないと逆効果になる場合もあるので、ブライダルインナー選びも慎重に行いましょう。
似合わないドレスを選んでしまって、結婚式当日になってから後悔しても遅すぎます。
日常の場面では似合わないと感じたら、違う服に着替えればいいのですが、ウェディングドレスにその手は使えません。
似合わないドレスを選ばないために、すべきことは次の2つです。
それぞれくわしく解説しましょう。
ドレスが似合うかどうかは、自分とドレスだけの問題ではありません。
結婚式をあげる会場や式の雰囲気と合っているかどうかも確認しなければならないからです。
どんな結婚式にしたいのか、どんなことを重視したいのかといったことも含めて考えたうえで、ドレス選びをすることをおすすめします。
結婚式のイメージを固めることがドレス選びのヒントになることも期待できるでしょう。
ドレスが似合うかどうか、自分では判断がつかないこともあります。
結婚式は人生のとても大きなイベントですから、恋人や家族、友人の意見を聞いてみるのもいいでしょう。
もちろん最終的に決断するのはあなた自身ですが、自分以外の人の意見を聞くことで、自分が気づかなかったことに気づけて、ドレス選びの参考になる場合もあります。
ドレスを試着する際にプロの意見を聞いてみるのもいいでしょう。
この記事ではドレスが似合わないと困っている方に、似合うドレスを見つけるためのポイントをご紹介しました。
おもなポイントとなるのは以下のとおりです。
自分の体型や個性に合うドレスの条件を知って、お似合いのドレスを見つけてください。
ザ・ドレスショップでは豊富な種類のウェディングドレスのレンタルサービスを行っています。
ドレス選びで困ったときは、ザ・ドレスショップへ来店予約をおすすめします。