ウェディングドレスは種類が多すぎて、どれを選ぶべきか迷っている方もいるでしょう。
今回は、自分の魅力を引き出してくれるウェディングドレスの選び方をご紹介します。
ドレスを選ぶときのポイントもご紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
ウェディングドレスを選ぶ際は、次のようなポイントを踏まえて選びましょう。
ウェディングドレスは多様なデザインの種類があるため、どのような衣装が自分に似合うのか迷う花嫁も多いですよね。
ただ、理想の花嫁像や結婚式場との相性を考慮して衣装を選べば、自分に似合うウェディングドレスを見つけられます。
ウェディングドレスを選ぶ際は、まず自分がなりたい花嫁像を明確にしましょう。
「かわいい」「ナチュラル」「クラシカル」「シンプル」「カジュアル」「エレガント」「大人っぽい」など、自分の好きなテイストがあるはずです。
結婚式のテイストが明確になれば、どのようなデザインのウェディングドレスを選ぶべきか方向性も見えてきます。
例えば「かわいい」テイストの結婚式にしたいなら、華やかさの中にほどよく甘めのデザインを取り入れたロマンチックなウェディングドレスがおすすめです。
王道の「クラシカル」や「シンプル」テイストの結婚式には、ベーシックなデザインのウェディングドレスを選ぶのがいいでしょう。
「ナチュラル」や「カジュアル」テイストにまとめたい場合は、重くなりすぎない軽やかな素材を使用したウェディングドレスが似合うはずです。
「エレガント」や「大人っぽい」テイストが好きなら、主役の存在感をアピールできる体のラインに沿ったデザインのウェディングドレスを選びましょう。
ウェディングドレスのテイストが結婚式場とマッチすれば、より一層花嫁の美しさが際立ちます。
結婚式場はさまざまな種類があるため、式場との相性も踏まえてウェディングドレスを選ぶことが大切です。
例えば、屋外や開放感のある式場なら、「ガーデン」「リゾート」「ビーチ」といった自然に関連するキーワードが浮かんできますよね。
このような式場に似合うのは、動くたびにスカートの裾が揺れるシフォンやオーガンジーなど軽やかな素材のウェディングドレスです。
都会的でスタイリッシュな式場なら、ミニ丈ドレスやパンツドレスなど個性的なウェディングドレスが似合います。
厳かな教会や歴史のある式場なら、王道のクラシカルなウェディングドレスがぴったりでしょう。
理想の花嫁像や結婚式場が決まったら、ウェディングドレスのテイストが明確になってくるはずです。
ここまできたら、次は自分に似合うデザインを選ぶことが重要になってきます。
自分の体型の悩みをカバーしつつ、花嫁の魅力を引き出してくれるウェディングドレスの選び方を知っておきましょう。
例えば、首が短めの方は縦のラインを強調できるVラインネックや首回りに空間が生まれるビスチェのウェディングドレスがおすすめです。
逆に、首が長い方はハイネックのデザインが似合います。
小さいバストが悩みなら、胸元にボリュームのあるデザインのドレスを選びましょう。
胸元にボリュームがあれば、胸の小ささをカバーできるので気にならなくなります。
逆に大きい胸をあまり目立たせたくない方は、胸元がすっぽり隠れるビスチェのウェディングドレスがいいでしょう。
ビスチェを選べば胸元が強調されないので、全体のバランスも良く見えます。
また、ウェディングドレスを着用するとき二の腕が気になる花嫁も多いかもしれませんね。
二の腕の悩みをカバーしたいときは、さりげなく二の腕を隠せるオフショルダーのウェディングドレスを選ぶのがおすすめです。
オフショルダーは透ける素材の衣装も多いので、そこまで重い印象になりません。
むしろ肩や胸元周りが出るので、すっきりとした印象に仕上げられます。
ウェディングドレスを選ぶときに注意したいのは、次のようなポイントです。
ウェディングドレスを選ぶときは、自分の好きなデザインだけでなく髪型とのバランスや客観的な視点なども必要になってきます。
ここでご紹介するポイントを踏まえて自分に似合うドレスを選びましょう。
ウェディングドレスを選ぶときは、やはり実際に試着して自分の目で似合うかどうか確かめることが大切です。
特に、ウェディングドレスはハンガーにかかっている状態と人が袖を通した状態では見え方が変わります。
好きなデザインのドレスでも試着すると「似合わない……」と感じることも多いです。
また、何着もウェディングドレスを試着していると自分に似合う衣装がどれなのか分からなくなってくることもあるでしょう。
このような場合は、写真を撮影してウェディングドレスを着た自分を客観的に確認することをおすすめします。
客観的に自分の姿を見ることで見えてくるものがあるはずです。
家族や友達に意見を聞きたいときにも役立つでしょう。
ウェディングドレス姿は髪型で印象が変わります。
同じ衣装でも髪をアップにするのか、それともダウンにするのかで印象は変わるものです。
ウェディングドレスを選ぶときは、結婚式当日にする髪型の状態に近づけておきましょう。髪型を結婚式当日の状態にまとめておけば、ウェディングドレスを試着したときにイメージしやすくなります。
その場で簡単にアレンジしてくれる店舗もあるので、試着したウェディングドレスにもっとも似合う髪型を知ることもできます。
もし結婚式当日にしたい髪型があるなら、そのイメージを伝えたうえでウェディングドレスを選ぶのがいいでしょう。
ウェディングドレスを試着したときに自分では似合わないと感じても、客観的に見ると案外似合っていることもあります。
自分の主観的な印象だけでなく、周りの意見やアドバイスを参考にしましょう。
店舗には試着をサポートしてくれる店員もいるので客観的な意見を聞く方法もあります。
予定が合えば家族や友人に付き添ってもらい、試着したウェディングドレスが似合うか相談するのもいいですね。
また、自分の体型や理想の花嫁像をもとに似合うウェディングドレスを鑑定してくれるプロのコーディネーターに相談するのもおすすめです。
少し費用はかかりますが、プロの目線で似合うウェディングドレスをいくつか提案してくれます。
自分では思いつかないデザインの衣装が並ぶこともあるため、新たな選択肢が増えてドレス選びが楽しくなるでしょう。
ウェディングドレスの費用は、高額なものから安価なものまで幅広くあります。
レンタルでもデザイン重視でウェディングドレスを選ぶと、高額になることも多いです。
ウェディングドレスにあまりお金をかけたくないといった方は、予算もしっかり考慮しつつ、自分に似合う衣装を選びましょう。
また近年は、新郎新婦の衣装代が含まれた結婚式プランが用意されているところも多いです。
提携する店でドレス探しをすることになりますが、予算内に収めて自分に似合うウェディングドレスを探せます。
シンプルなドレスでも髪型やメイクをこだわれば華やかさを演出できるため、自分が希望する花嫁像をヘアメイク担当者に伝えておきましょう。
ウェディングドレスは肌の露出が多くなりがちなので、体にコンプレックスがある場合は自信を持って衣装を着用できるか不安ですよね。
ただドレスの選び方によっては、体の悩みをうまく隠して魅力を最大限に引き出してくれる衣装があります。
体の悩みで多いのは、次のようなポイントです。
体に悩みがある方は、ここでご紹介したポイントを踏まえてドレスを選びましょう。
首が短い、長いといった悩みを抱える花嫁もいるかもしれませんね。
首が短い悩みを解消したいなら、縦のラインを強調して首を長く見せる効果があるVラインや胸元が大きく開いたビスチェのウェディングドレスがおすすめです。
胸元に十分な余裕があるので、首の短さは気になりません。
顔周りもすっきりするため、小顔効果も期待できます。
一方、首が長い方は首にフィットしたハイネックのデザインがおすすめです。
首が長い方は首元に余裕があるので、ハイネックを着用しても窮屈な印象には見えません。
むしろ長い首が強調されて顔周りをきれいに見せてくれます。
胸の大きさに悩みを抱える花嫁もいるかもしれませんね。
例えば、胸が小さいことに悩んでいるなら、胸元にフリルやレースなどボリュームのある装飾が施されているウェディングドレスがおすすめです。
胸元にボリュームを持たせることで、胸の小ささが目立ちにくくなります。
体の悩みをうまく隠してくれるので、結婚式当日も安心して挑めるはずです。
一方、胸が豊かな方はドレス選びを間違えると谷間や脇の肉が気になってしまい、結婚式に集中できなくなることも多いです。
このような場合は、胸を隠してくれるビスチェのウェディングドレスが適しています。
特に胸元の位置が高いビスチェは、前かがみになっても胸や谷間が見えないので安心です。
肩幅の広さは、人によってさまざまです。
例えば、なで肩の方は肩先をうまく隠してくれる袖ありのウェディングドレスが適しています。
襟元は、鎖骨のラインをきれいに見せてくれるボートネックのデザインを選べば、袖ありのドレスでも重苦しい印象になることもありません。
また、袖の部分がシースルーなどの素材を選べば軽やかさも演出できます。
一方、いかり肩の方はホルターネックやアメリカンスリーブを選ぶのがおすすめです。
ホルターネックは服の前から紐や布を首の後ろに回して留めるデザインで、アメリカンスリーブは首回りから袖下まで斜めにカットしたデザインのことをいいます。
あえて肩を出すことですっきりした印象になり、いかり肩も気にならなくなるでしょう。
ウェディングドレスは、二の腕が出るデザインのものが多いので気になるポイントかもしれません。
二の腕の太さが気になるなら、オフショルダーのデザインがおすすめです。
シースルーの素材であれば二の腕をふんわり包めるため、気になる部分をうまく隠せます。
また、裾に向かって大きく広がるAラインやプリンセスラインのウェディングドレスを選ぶのも有効です。
ボリュームのあるデザインを選ぶことで、視線が他の部位に行くので二の腕の太さがあまり気にならなくなります。
全体のバランスも取りやすくなるので、二の腕の太さが気になる場合におすすめのウェディングドレスです。
マタニティ婚でお腹周りが気になる花嫁もいるかもしれませんね。
このような悩みを持つ方には、Aラインやプリンセスラインなどウエストマークがつくデザインのウェディングドレスを選ぶのがおすすめです。
スカート部分にボリュームがあるデザインなので、曲線を描くきれいなくびれを作れます。
ウエスト部分がキュッと引き締まった印象になるでしょう。
逆に、スレンダーラインやマーメイドラインは太って見える可能性があります。
ただしマタニティ婚の場合、あまりお腹を締め付けるウェディングドレスを選んでしまうと、結婚式の途中で苦しくなることもあるかもしれません。
体調を崩す可能性もあるので、お腹が大きくなることを想定して慎重に選びましょう。
お尻の大きさが気になる方は、スカートにボリュームのあるウェディングドレスを選ぶのがいいでしょう。
特に、お尻の部分に大きなリボンやフリル、レースが施されているドレスは、お尻の大きさをうまく隠してくれます。
また、教会でバージンロードを歩く際に参列者に後ろ姿を見られても気にならないので花嫁は挙式に集中できるはずです。
逆に、お尻の大きさを強調するウェディングドレスはマーメイドラインです。
膝下まで体に沿うデザインになっているのでお尻が強調されてしまいます。
ゴージャスで大人っぽい印象になるマーメイドラインですが、お尻の大きさが気になるなら避けたほうがいいかもしれません。
身長の高さが気になるなら、ウェディングドレスのデザインに着目しましょう。
例えば、身長が低い花嫁の場合は、上半身にボリュームを持たせて上に視線が行くようにするのがおすすめです。
身長が低くても全体のバランスが整って、ウェディングドレスが似合うすらりとした印象に仕上がります。
一方、長身の方は下半身にボリュームを持たせて下に視線を集めるのがいいでしょう。
膝下から人魚の尾ヒレのように広がるシルエットが特徴的なマーメイドラインのウェディングドレスが最適です。
重心が下がるため、身長の高さも気になりません。
あとはヒールの高さで調整することも検討しましょう。
痩せ気味だったりぽっちゃりだったり自分の体型が気になる花嫁もいるはずです。
例えば、痩せ気味の方は、フリルやレースをふんだんに使用したボリュームのあるウェディングドレスで体に厚みを出すのがおすすめです。
細い体をうまくカバーしてくれるので、全体のバランスを取りやすくなります。
細い二の腕が気になるなら、軽い素材を使用した袖ありのデザインを選ぶのもいいでしょう。
一方、ぽっちゃりな方はスカートの裾が広がりすぎないAラインのウェディングドレスを選ぶのがおすすめです。
縦のラインが強調されるので、全体的にすっきりとした印象に仕上がります。
しかし、Aラインよりさらに裾が広がるプリンセスラインを選ぶと、逆に太って見える場合もあるので要注意です。
生地は、肉感を拾わないタフタなどハリのある素材が適しています。
マタニティ婚の場合、日に日に大きくなるお腹に対してどのようなウェディングドレスを選べばいいか悩む花嫁もいるでしょう。
マタニティ婚でウェディングドレスを選ぶときは、妊娠初期・妊娠中期・妊娠後期に分けて衣装を探すのがポイントです。
またお腹は徐々に大きくなるため、結婚式を挙げる時点での体型を想定して選びましょう。
妊娠初期は、12~15週までの頃です。
この時期は下腹部がふっくらしてくる時期ですが、あまり目立たないので好きなデザインを選べます。
例えば、体のラインにフィットするスレンダーラインのウェディングドレスも着用できるでしょう。
スタイルを良くみせたいならマーメイドライン、お腹を隠したいならマーメイドラインやAラインがいいでしょう。
ただし、妊娠初期はつわりの症状がひどくなる時期なので、お腹が窮屈なウェディングドレスを着ると結婚式の途中で気分が悪くなるかもしれません。
見た目のデザインも重要ですが、着心地の良さも考えながら慎重に選びましょう。
妊娠中期は、5~7ヶ月頃です。
妊娠中期になるとつわりの症状はほとんどありませんが、胸やお腹が大きくなり始めるので丸みを帯びた妊婦特有の体つきになってきます。
特に、胸は1~2サイズ大きくなるため、結婚式のバストサイズを想定してウェディングドレスを選ぶことが必要です。
妊娠中期はお腹が膨らみ始めますが、5ヶ月頃はまだ好きなデザインを選べます。
ただし、6~7ヶ月はお腹が大きく膨らみ普通サイズのウェディングドレスでは窮屈に感じるおそれもあるでしょう。
お腹の膨らみ方は妊婦により個人差があるため、想定以上に大きくなることを想定して2着のウェディングドレスを用意する妊婦る方もいるようです。
妊娠後期は8~9ヶ月頃で、この時期になるとお腹もかなり膨らみます。
また、胃がムカついたりトイレに行く回数が増えたり体調にも変化が見られることも多いので、体への負担が少ないウェディングドレスを選ぶのがおすすめです。
マタニティ用のウェディングドレスは、妊娠中の体に負担がかからないように設計されているのが特徴です。
妊婦の体がきれいに見えるデザインになっており、胸やお腹が大きくなっていても違和感なく着用できます。
また、胸やお腹のサイズ、その日の体調に応じてサイズ感を調整できるのも魅力です。
近年はおしゃれで可愛いマタニティ用のウェディングドレスが多く販売されているので、お気に入りの1着を見つけられるでしょう。
近年は晩婚化が進んでいるため、30代で結婚式を挙げる新郎新婦も増えています。
ただ、ウェディングドレスを選ぶとき、年齢を踏まえると落ち着いた衣装を選ぶべきか悩む花嫁も多いかもしれません。
大人婚にふさわしいウェディングドレスを選ぶには、次のポイントを踏まえることが大切です。
ウェディングドレスのデザインによって見た目の印象は変わるため、ここでご紹介するポイントを踏まえて自分に似合う衣装を見つけましょう。
大人婚では、体型の崩れを気にして体のラインを隠すボリュームのあるデザインを選びがちです。
このようなウェディングドレスは体のラインは隠れますが、野暮ったく見えることもあります。
ここは思い切ってAラインやマーメイドラインなど、体型がきれいに見えるウェディングドレスを選ぶのがおすすめです。
特にマーメイドラインは、エレガントで大人っぽい印象で大人花嫁にぴったりのウェディングドレスです。
しかし、マーメイドラインは体のラインがはっきり出るので、体にフィットするデザインが苦手な方はAラインのウェディングドレスがいいでしょう。
Aラインは上半身がコンパクトで下半身に適度なボリューム感があり、スタイルを良く見せてくれます。
30代を超えるとデコルテや肩を出すことに抵抗を感じる花嫁も多いです。
しかし、無理に隠そうとすると逆に年齢を感じさせてしまうこともあるでしょう。
また、デコルテや肩だけならまだしも、二の腕や背中まで生地で覆ってしまうと女性らしさまで隠れてしまいます。
露出を控えたいなら、思い切ってデコルテだけ見せるのがおすすめです。
デコルテ部分が開いたウェディングドレスを着用することで女性らしさがグッと増します。
例えば、ビスチェやオフショルダー、ボートネック のウェディングドレスが最適です。
ウェディングドレスは、白以外にもさまざまな色が展開されています。
しかし、カラーのウェディングドレスを着用したくても、大人婚ということもあり落ち着いた色を選んでしまいがちです。
大人婚でも肌馴染みが良ければ、明るい色のウェディングドレスを着用しても違和感はありません。
逆に顔周りがパッと明るくなり、写真写りも良くなるはずです。
年齢は気にせず、実際に着用して肌馴染みの良いカラーを選びましょう。
大人婚の場合、デザインだけでなく質にもこだわりましょう。
シンプルな見た目でも素材に上質なものが使用されていれば、こなれ感が出ておしゃれ度が増します。
大人婚におすすめの素材は、品があり適度に光沢のあるシルクです。
特にシルクの中でも最高級といわれるミカドシルクを身に纏えば、花嫁の格も上がります。
若年層とは異なるワンランク上の結婚式になるはずです。
ウェディングドレスを選ぶときは、どのような素材が使用されているか確認しましょう。
この記事では、ウェディングドレスの選び方をご紹介してきました。
ポイントは、以下のとおりです。
ザ・ドレスショップでは、ウェディングドレスのレンタルサービスを提供しています。
花嫁の注目度が高いAラインやプリンセスライン、マーメイドラインなどさまざまなデザインのドレスを用意しているので、理想とするウェディングドレスが見つかるはずです。
来店予約も受け付けているため、ウェディングドレスを探している方は実際に来店して相談してみてはいかがでしょうか。